人気ドラマ「リベンジ」のシーズン2が、6月10日(月)~15日(土)に第1話から第14話の特別編成としてDlifeで放送される。
同ドラマは、アメリカの高級住宅地・ハンプトンに移り住んできた主人公、エミリー・ソーンが、父親に罪をなすり付けて家族を崩壊させたグレイソン夫婦とその共犯者たちに復讐する姿を描く。シーズン2では、父親を殺害した犯人との対決後、新たな真実を知ったエミリーが再び復讐へと動き出す内容となっている。
一挙放送に向け、日本語吹き替え版の収録前に座談会が行われ、山像かおり(ヴィクトリア・グレイソン役)、三木眞一郎(ノーラン・ロス役)、綱島郷太郎(ジャック・ポーター役)、岩見純一監督が出席し、同ドラマの裏話などを語った。
――まずはご自身の演じているキャラクターについて、シーズン1からの成長や変化があれば教えて下さい。
山像「シーズン1のヴィクトリアは、過去の恋愛など自分自身の愛に対しての苦しみや葛藤がすごくあったけど、シーズン2では母性、どうやって自分の子供を守るかということに一生懸命になっている感じがします。三木さんは?」
三木「ノーラン的にはですね…ん~、成長はしてると思うんですけども…どこまで言ったらネタバレになるのかなあ(笑)。でも、これからももちろん進化していきますよ」
綱島「俺もどこまで話していいのか(笑)。ジャックは相変わらず周りで起きることにふりまわされていますね。自分はなるべく間違わない道を進もうと歩き続けているんですけど、それがどこまで続くのやらという感じです」
岩見監督「彼(ジャック)は必ず正しいことをしたいんですよね」
山像「意外と鈍感だしね」
綱島「そうそう、女のこと全然わかってないからね。あれでわかってたら怖いですよね」
山像「まあ、ね。それだけ今まで純粋だったから、後半いろいろとあるよね。ノーランもね」
――演じていると怖い性格になってきますか?
山像「そういえば、不思議なことに演じているうちに(声を)当てている人と性格が近づいてくる感じがしますよね」
岩見監督「そういうのは演じながら近付いていくものなんですか。それとも自分の中にもこういう一面があったのかと気が付くものなんですか」
綱島「どっちともありますね」
山像「なんか…向こうが似せてきたみたいな?」
綱島「似せてきた? ごめん、僕それないわ(笑)」
三木「きっと、シリーズで付き合っていくうちに(キャラクターの)性格のドアの開き方がどんどんわかってきて、それが似てくるってことなんじゃないかな。監督はどうですか」
岩見監督「そうですね。キャストを決めるときは、基本的に声が似ていることはもちろん、年齢や体格も近い方を選びます。声を吹き替える日本人とドラマの中の登場人物を置き換えたとしても、完全に同じものになるように作りたいんです。だから、似てきたと感じることはあるだろうとは思っていました」
三木「確かにアマンダ役の佐古(真弓)さんを見たら(そっくりで)ビックリすると思いますよ」
山像「佐古ちゃん、ホントそっくり。ビックリしますよね」
――収録現場の雰囲気などはいかがですか?
山像「馴れ合いばかりではなく、ライバル心などもあると思います」
三木「そうだね。後輩も自分のできる事は何だろうって探し始めるし、そういうことは現場にも必要だなと思いますね」
山像「先輩、後輩の関係もしっかりあるし、あまり慣れすぎちゃって、ゲストが入りづらい雰囲気もない現場だと思います。和ましてくれるしね」
綱嶋「ん? そうっすか?」
三木「ホント、飛び道具も持っているからね」
綱島「ああ、おなら? そうなんですよ! 一回ね。力を抜かなければいけないシーンだからと思って、力抜いて台詞を言ったら『プッ』て(おならが出てしまいました)」
山像「しかも私の前でですよ。知らん顔をせず、おならをしたって言っちゃうところがジャックっぽい。そこ真面目!? みたいな」
三木「(恋人であるアマンダ役の)佐古さんが『愛せない』って言ってたよね」
一同「言ってた、言ってた」
綱島「あれ面白かったよね」
山像「佐古ちゃんが、私の前でやったら殺す(笑)って」
三木「本当に仲がいいからね、言い合えるよね」
――最後に視聴者にメッセージをお願いします。
綱島「収録現場はとてもクリエイティブで、みんなで楽しんでいます。一本も見逃さないで頂きたいです」
三木「それが全部のような気がするなあ。1話でも目を離すとわからなくなってしまうので。またシーズン1から見返すと、違った見方ができる作品だと思います。そしてリベンジを愛して欲しいです」
山像「そして一緒にハマって下さい。私たちも台本が届くのが待ち遠しいくらいハマっています。それと、ドラマの衣装をチェックするのも楽しいと思いますよ。豪華なドラマの衣装なども見どころの一つだと思います」
岩見監督「登場人物が何を考えているのか、せりふの本当の意味は何なのかなど、推理しながら見てください。楽しみ方がいくつもある作品なので、自分なりの楽しみ方を見つけてほしいと思います」
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