ドキュメンタリー映画「ラーメンより大切なもの~東池袋 大勝軒 50年の秘密~」の公開を記念し、東池袋大勝軒で谷原章介の一日ラーメン大使就任イベントが行われた。本作は、つけ麺のルーツといわれる「特製もりそば」を考案した東池袋大勝軒の店主・山岸一雄さんを10年にわたって追ったフジテレビのドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」を再構築した作品。谷原は本作のナレーションを担当している。
イベントでは、ラーメンマニアを自負する谷原章介が、ラーメン大使として「東池袋大勝軒」本家の味に挑戦。1玉165gの麺を2玉ゆで上げ、「さりげなくやっているように見えますが無茶苦茶難しいです!」と苦戦しながらも平ざるで麺をすくい上げ、渾身の一杯を山岸さんに差し出した。試食した山岸さんは「おいしい。久しぶりに食べた」と満面の笑み。タオルを頭に巻いた“大勝軒スタイル”の谷原に対して「若い頃を思い出すね。こんなに男前じゃなかったけどね」と笑いながら当時を懐かしんだ。
'07年に病気で引退した山岸さんだが、一時復活し大勝軒の厨房に立っていた頃がある。ちょうどその時期に店に通う程ファンだという谷原は「山岸さんの姿をカウンター越しに見ていました。まさかナレーションの仕事ができるなんて無上の喜びです」と感動しきり。「お客さんあってのラーメン人生だった」と振り返る山岸さんに「ラーメンに対する情熱のドキュメンタリーかと思っていましたが、一杯のラーメンに隠された人生が描かれています。味わい深い映画です」と本作をアピールした。
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