栗原類、舞台上でウインクに挑戦するも…?

2013/05/23 21:12 配信

映画

舞台あいさつに登場した出演者たち

6月14日(金)公開の映画「絶叫学級」の完成披露試写会が、5月23日、都内で行われ、舞台あいさつに出演者の川口春奈広瀬アリス松岡茉優栗原類山本美月と佐藤徹也監督が登壇した。

同作品は、少女マンガ雑誌「りぼん」に連載中の同名漫画を実写映画化したもので、人間の心の中に潜む“ちょっとした悪”をあぶりだしたリアルとファンタジーが交錯するホラー。私立女子校に通う加奈(川口)は、ある日、友人の絵莉花(松岡)から学校に伝わる都市伝説を聞く。それは、12年前に事故で亡くなった女の子が幽霊“黄泉”(山本)となって旧校舎に出るらしいというものだった。そんな中、加奈は軽い気持ちで読者モデルを引き受けたことがきっかけで、クラスの人気者のリオ(広瀬)に目を付けられてしまう…といったストーリー。

川口は「ホラーなんですけど中身は人間ドラマなので、自分にとってすごく新しいチャレンジでもありました」と振り返り、「加奈は(ストーリーが進むにつれ)人が変わっていくんですけど、外見だけじゃなく、言葉遣いや目つきのお芝居が難しかったです」と苦労を告白。

また、松岡は「絵莉花の根底にある『絵と加奈が好き』という気持ちを、心の中に入れてお芝居するように心がけました」と明かし、山本は「幽霊役ってどう役作りしたらいいのか分からなくで苦労しました。あまり触れ合うことのないものなので、その無機質な存在をお芝居で表現するというのが難しかったですね」と話した。

一方、クラスの人気者でありながらクラスを裏で牛耳る役どころだった広瀬は「腹黒アリスを全面に出していこうかなと(笑)! 『楽しんじゃいけない』と思いながら、楽しんじゃいました」と嬉々(きき)として語ると、メンバーから「ノリノリでしたよね!?」(松岡)、「一番のびのびやってた」(佐藤監督)と暴露される一幕も。

そんな中、栗原は「この作品は、僕にとって初めての映画ということで、周りの方々がすごく芝居経験があるのに、僕のような素人レベルの人間が混ざっていていいのかという気持ちがあったのですが、本当に全力で頑張りたいと思っていました」とネガティブ発言を。さらに、「現場で、急きょウインクをすることになって、でも僕はウインクができないので、広瀬さんに教えてもらいながら練習してなんとかやりきりました」と苦労話を告白。すると、松岡が「せっかくだから真ん中でやってみてくださいよ」と無茶ぶりを。苦笑しつつもウインクにチャレンジした栗原だったが、両目をつぶってしまい、会場を沸かせていた。