'12年1月と10月クールの2期にわたってテレビ東京ほかで放送されたドラマ「孤独のグルメ」の第3シーズンが、7月10日(水)より放送されることが決定した。
本作は「週刊SPA!」(扶桑社)にて不定期連載中の久住昌之原作のマンガをドラマ化したもの。個人で雑貨輸入商を営む井之頭五郎(松重豊)が、仕事の合間に立ち寄った店で食事をする様子を描く。ドラマに登場する店は全て実在し、放送後には視聴者が店に殺到するという現象を巻き起こした。
“Season1”から主演を務める松重は「最初番組を始めた時は相当気合いを入れなきゃいけないなと思いましたし、“Season2”をやるときはそれなりに放送時間も延びて、後で『続編をやるからにはこんなことになるんだ』と言われるんじゃないかとドキドキしていました。だけど、“Season3”は本当に何も考えていません(笑)。僕もチーフスタッフたちも50代に突入したので、出来ることは限られていると思っています(笑)」とコメント。さらに、今回の撮影中に食べたい物があるかという質問には「今回は夏の放送ですが、夏に涼しげなものを食べていてもあまり画にならないので、激辛料理を食べてこれでもかというくらいに汗を流している姿をみんな期待していると思うんです。だから、きっと涼しげなものは食べさせてくれないと思います。前作では冬にかき氷を食べさせられましたし(笑)」と、食べる側の苦労(!?)を明かした。
また、川村庄子プロデューサーは「まさかの夏の放送です。方向は変わらないこの番組、暑苦しくないか…なんて心配もせずに、孤独のグルメを愛するメンバーはさらなる楽しくおいしい食事を堪能しようと意気込んでいます。今回は原作の舞台にもなった東京・赤羽も登場します。この夏、あなたの食欲減退・夏バテ解消のお力になれれば大喜びです!」と語り、松重も「もうそろそろ飽きたころだと思います。過剰に期待しないでください。グレードアップしませんから! 同じような景色の中で、同じように食べて、いつもと同じようにやっていますので、良ければのぞいてあげてください」とアピールした。
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