常盤貴子、監督に遅刻をバラされガックリ

2013/05/30 00:33 配信

芸能一般

DVD発売記念イベントに登場した田辺誠一、常盤貴子、若松節朗監督(写真左から)

ドラマ「ゆりちかへ ママからの伝言 特別版」とDVD発売記念イベントが、5月29日、都内で行われ、出演者の常盤貴子、田辺誠一と若松節朗監督がトークショーを行った。

同作品は、実話から生まれたテレニン晃子原作のベストセラー小説「ゆりちかへ ママからの伝言」をドラマ化したもので、自分の身を犠牲にしてまで母になることを選んだ女性の我が子への深い愛情を描いた人間ドラマ。母になることを夢見ていた晃子(常盤)は、ある日、妊娠と同時にガンであることも発覚する。子供を産むか、母体を優先するかという究極の選択に迫られる晃子だったが、母・美津子(十朱幸代)の反対を押し切り、娘・ゆりあを出産。そんな中、余命宣告を受けた晃子は、残された時間で、娘への伝言を残すことを決心する…というストーリー。

登場した常盤は「きょうがトークイベントだということをさっき知りました(笑)。記者会見だと思ってた…」と苦笑しながらあいさつ。「トークですよ(笑)」とたしなめる田辺だったが、若松監督も「僕もトークイベントだということをさっき知りました」と明かし、会場は大爆笑。和やかな雰囲気に包まれてトークショーが始まった。

ドラマの反響について「見た人から温かいリアクションをいただけて、この作品に出会えてよかったなと思いました」(常盤)、「普段はあまり友人からのリアクションはないんですが、この作品はたくさん来ましたね」(田辺)、「『子供が欲しくなりました』というメッセージをたくさんいただきました」(若松監督)とそれぞれ告白。

また、常盤は「(病が進行していく役だが)俳優って役の気持ちに引っ張られて食べられなくなったりするんですが、晃子の持ってる明るさを失わないように、食べ過ぎないように気をつけながら、食べるように心がけていました」と裏話を披露した。

そんな中、若松監督が「常盤さんと初めて会った時、14時と4時を間違えたみたいで、二時間くらい遅れてきたんです」と暴露すると、常盤はがっくりうなだれて「本当にすいません」と猛省。若松監督は「それから、僕らはずっと強気に出れました(笑)」と明かし、笑いを誘っていた。

最後に「あんまりこんな機会はないので、楽しい時間を過ごせました。晃子さんの願いでもあるんですが、何回でもゆりあちゃんにお手紙を書いていただけたらと思います」(常盤)、「何年経っても僕の中で生き続ける作品になったと思うし、実際のご家族の時間は今も続いている。そういったことも含めてトータルで、皆さんと共にいろんな思いを寄せられていることがうれしいです」(田辺)とそれぞれアピールした。