(「幽かな彼女」終盤戦の“キーマン”山本舞香が撮影秘話を明かす!から続く)
――そしてついに8話では、りさのいじめられていた過去などが描かれ、最後にははさみを振り回すという壮絶なシーンがありましたが
もうあのときは一心不乱にはさみを振り回していました。でも、集中し過ぎてあまり覚えてないんです。色んな角度から何回か撮っていただいてたみたいなんですが、全然覚えてない…。あのはさみを振り回すシーンは、過去のいじめられるシーンを撮影したあとに撮ったので、りさがいじめられた経験があってこその行動なのかなって。だからすごく気持ちがわかった上で演じられたんだと思います。ただ、これまでにない爆発をしたので、あのシーンの撮影が終わった後は、ゼェゼェ言ってました(笑)」
――9話ではその続きが描かれると思いますが、りさの心に変化は現れる?
「りさがやってしまったことが学校にバレてしまいます。それで謹慎処分になって、家に一人でいるときに、自分がこうなってしまったのは全部過去のいじめのせいだ!って思ったりさは、復讐を思い立つんです。そこからまたどきどきしながら見ていただけると思います」
――今回の役を演じて、女優として成長したなと思うところは?
「いろいろな考えが出来るようになりました。また、このドラマをやって、今まで以上に台本を読むと、場面を想像できるようになりました。あと、いじめがよくないってことはもちろん、りさみたいな子が生まれるかもしれないんだよっていうメッセージを伝えられるようになったかなって思います。高校生になるタイミングで上京を決めた時期くらいから、演じるって面白いなって思うようになったんですが、このドラマをやりきってみて、あらためて強くそう思いました」
――次のクールは「仮面ティーチャー」(日本テレビ系)の出演も決まっていますが、今後どんなドラマに挑戦してみたいですか?
「『仮面ティーチャー』ももう収録が進んでいるんですけど、お父さん役の六平直政さんがすごくお話をしてくださる方なので、楽しくやっています。今後は、アクションものをやってみたいです! 空手をやっていたので、それを生かしたドラマに挑戦してみたいです」
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)