6月1日(土)に沢村一樹が主演を務める医療ドラマ「ドラマスペシャル『DOCTORS 最強の名医』」(テレビ朝日系)が放送される。沢村演じる外科医・相良浩介が、患者のみならず腐った医療界にもメスを入れる連続ドラマの続編で、7月からは連ドラ第2期がスタート。満を持して復活する本格医療ドラマの魅力を紹介する。
同作は、沢村演じる外科医・相良が“理想の病院”を完成させるために、他の医師たちと対立を繰り返しながらも腐敗した病院の再生に尽力する医療ドラマ。相良は患者に優しく接し、これまでオペを手掛けた患者の数は3000件を超えるというスーパードクターだが、自分が信じる医療のためなら目的・手段を選ばない非情な一面も持ち合わせる。出演は沢村のほか、高嶋政伸、比嘉愛未、伊藤蘭、野際陽子ら。脚本は「ガリレオ」(フジ系)などで知られる福田靖氏。'11年10月クールに連続ドラマで放送され、平均視聴率14.6％、最終回には最高視聴率18.5％を記録した(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)。
今回放送されるドラマスペシャル「DOCTORS 最強の名医」は、堂上総合病院が森山医師(高嶋)と過去に因縁がある大学教授・仙石(柴俊夫)率いる西都大学病院からの圧力で経営の危機に陥るといったストーリー。近隣の開業医からの紹介患者が激減し、院長のたまき(野際)らは頭を悩ませる。そんな中、約3カ月間に及ぶアメリカ・テキサス研修を経て森山が帰国。ナースたちのがっかり感とは裏腹に、学んできたばかりの腹腔鏡手術を披露する場を待ち望んでいた。しかし、堂上総合病院が仙石教授のせいでピンチになり、さらに西都大学病院が諦めたがん患者・絵里子(奥貫薫)が堂上総合病院に来院。これ以上、仙石を怒らせるわけにはいかないという理由で、森山は手術を拒否しようとするが、相良はある企みを持って絵里子の手術を強行しようとする…という展開になっている。
テレビ朝日の三輪祐見子プロデューサーは「2年ぶりに『DOCTORS』が復活します。相良医師を勝手にライバル視している、高嶋さん演じる森山医師の傍若無人な医師ぶりも健在です。権力に弱くプライドも高い、ある意味人間らしい森山医師と冷静沈着な相良医師。全く正反対な医師二人が、堂上総合病院始まって以来の危機に直面します。果たしてどう乗り越えるのか、予想を小気味よく裏切る相良の、見事なテクニックをぜひ堪能してください！」とアピールした。
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