NHK BSプレミアムで6月21日(金)から放送するBS時代劇「酔いどれ小籐次」(毎週金曜夜8:00-8:45)の完成試写会が行われ、出演する竹中直人、比嘉愛未、鶴田真由が出席した。
同作は、「酔いどれ小籐次書留」や「居眠り磐音シリーズ」で知られる佐伯泰英の人気シリーズをドラマ化したもの。ことしの1月1日にNHK総合で放送された正月時代劇「御鑓拝借~酔いどれ小籐次書留」の主人公・赤目小籐次(竹中)の縦横無尽の活躍と、恋や子育てに奮闘する姿を連続ドラマで描く。
大酒飲みの剣豪、小籐次を演じる竹中は「正月の撮影の時より、シリーズ化になってから剣豪になりましたね。学生の頃、体育は“1”だったんですが、今は息が切れません」と話す一方で、「でも、年齢も年齢なんで、立ち回りのシーンになるともう大変なんじゃ~(笑)。毎回3回立ち回りがあって、フラフラでどんどんNGを出していますよ。周りのスタッフに支えながら一生懸命頑張っています」と撮影での苦労を明かした。
また、奥女中・おりょう役で竹中とは初共演となる比嘉は「ずっと竹中さんの大ファンで、お会いするのが楽しみでした。実際にお会いすると本当に現場を盛り上げてくださって楽しいです。でも明るすぎて大変でした。私が芝居をしている時に、裏で変顔をしてくるんですよ。私は笑いをこらえるのがキツイです(笑)」と暴露すると、竹中は「自分は写ってないし関係ないじゃないですか(笑)」と開き直る場面も。一方、小籐次が通う料亭「万八楼」の女将・おこうを演じる鶴田には「1度夫婦役で共演して、その時はラブシーンがあったんですよね」と懐かしそうに話すが、鶴田は「ラブシーンありましたっけ?(笑)」とすっかり忘れている様子。その反応を見て「あっ、覚えてないんだ。ひっでぇ! キスしたじゃないか。もういいやぁ」といじけ、笑いを誘った。さらに、おりょうとおこうから愛される役回りでもあり「自分の人生ではありえないことだったので(笑)、芝居の世界の中だけでもこのような状況を味わえて夢を見ているような気分です」と笑顔を見せ、締めくくった。
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