フジテレビの7月期の土ドラは、西内まりや主演の学園青春ラブキス・コメディー。原作の「山田くんと7人の魔女」は、週刊少年マガジンで大好評連載中の人気コミック。「ヤンキー君とメガネちゃん」で人気を博した吉河美希が贈る、キスからはじまる新感覚スクール・ラブコメディーだ。
学校イチ成績優秀な白石うらら(西内)が、ひょんなことから、元不良で学校イチの問題児・山田竜(山本裕典)と心と体が入れ替わってしまうことから物語は始まる。“キス”することで、自在に入れ替わる2人。やがて、“キス”することで特殊能力が発動する7人の魔女の存在が明らかになり、魔女探しをすることに…。 本作が、地上波のドラマ初主演となる西内まりやは、ティーンファッション誌専属トップモデルとして活躍するにとどまらず、ドラマ、さらにはフジテレビのバラエティー「ピカルの定理」でもレギュラー出演するなど、各方面で才能の幅を拡げている若手モデル。'08年「正義の味方」(日本テレビ系)にドラマデビューした後、'11年にフジテレビTWOで初主演したCSドラマ「スイッチガール!!」が人気を博し、パート2も制作された。さらには、'12年放送の「GTO」にも出演。数々の女優経験を経て、今回の「山田くんと7人の魔女」で、ついに地上波ドラマ初主演が決定した(ちなみに本作のみならず「正義の味方」「スイッチガール!!」「GTO」も漫画原作もの)。男子高校生と心と体が入れ替わる女子高生という難解な役を西内まりやがどう演じるか注目しよう。
一方の山本裕典は、2005年JUNONスーパーボーイ・コンテスト、準グランプリ&フォトジェニック(読者投票1位)受賞。仮面ライダーカブトで俳優デビューし、代表作に「任侠ヘルパー」('09年フジテレビ系)、「GTO」('12年フジテレビ系)などがあり、'13年には舞台「耳なし芳一」(演出:宮本亜門)で主演を務め話題となった。主演の西内まりやとは「GTO」で共演したことがあるが、本格的な共演としては初めてとなる。西内まりやとは逆に中身が女子高生に入れ替わっている男子高校生を山本裕典がどう演じるのかも気になるところだ。
「山田くんと7人の魔女」の作品の魅力は、男も女も入り乱れてキス三昧という型破りなストーリー展開を軸に、7人の魔女の秘密を探っていくミステリー要素が盛り込まれている。そして、学園青春ものならではの友情と恋愛を絶妙なバランスで描き、ドラマオリジナルのキャラクターも登場する。
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