NHKの大河ドラマ「八重の桜」で6/30(日)放送の第26回「八重、決戦のとき」から会津戦争・鶴ヶ城籠城戦が描かれ、7月にかけて前半のクライマックスを迎える。それに先立ち、第26回の試写会が同局内にて行われ、主演の綾瀬はるかが登場した。綾瀬は「出来上がった作品を見て、あらためて気合が入っているなと感じました。現場でもみんなで気持ちを込めて、気合を入れて臨んだシーンがたくさんあるので、良くできてよかったなと思います」と感無量の様子。
制作統括の内藤愼介氏は「会津戦争で死んでいった人たちの思いを全部背負った八重たちがこれから立ち上がり、また新たなステージに向かっていくためには、誠実に自分たちが間違っていないという思いの中で戦っていくシーンは避けて通れないところだと考えていました。スタジオの中でほとんど撮っているのですが、すごいスケール感でお届けできると思いますのでぜひ楽しみにしていただきたいです」と話し、綾瀬の演技については「見ていていつも新鮮なドキドキ感があります。会津を守るというところで強くなっていってるというのが伝わってきます。綾瀬さんの演技を見ているとひょっとしたら会津が勝つのではないかもしれないという雰囲気すら感じました」と演技力の高さを絶賛。
また、チーフ演出の加藤拓氏は「戦いの象徴である八重という人間が、みんなの思いを受けていかに立ち上がっていくかというところを大事にしようと思っていたので、できる限り多くの人の思いが入るような絵のサイズを意識していました」と演出のこだわりを明かし、「撮影が始まって半年以上経つのですが、会津の最終局面を念頭において、初めからやってきました。結果は歴史の通りではあるのですが、人間の深い悲しみや怒り、正義というところに今後、物語が入っていきますので楽しみにしていてください」と今後の見どころについてもアピールした。
最後に綾瀬は「女性である八重が前に進み、子供たちに砲術を指導しながら戦っていく勇敢な姿を見ていただきたいです。スタッフ、キャスト、みんなで魂を込めて撮影したシーンがたくさん盛り込まれて、どれも思い入れの深いシーンばかりです。共演者のみなさん、スタッフのみなさん、全員の気持ちが詰まった作品になっていますので、ぜひご覧ください」とアピールした。
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