「『土曜ワイド劇場』に進出したい!」と生瀬が「警部補 矢部謙三」のさらなる続編を早くも熱望!?

2013/06/23 23:20 配信

芸能一般

今作は、謎解き要素がパワーアップ! 「最初に犯人があてられるものなら、あててみろ!」と視聴者に向けて生瀬が挑戦状を!?

7月5日(金)からテレビ朝日系で放送される「警部補 矢部謙三2」の記者会見が行われ、生瀬勝久、池田鉄洋、畠山彩奈、大和田伸也が登壇した。

同作は「TRICK」シリーズの名物刑事・矢部謙三のスピンオフドラマの第2弾。権力と金に弱く、目下の人間には横暴、その上、頭髪に悩みを抱えているという破天荒な刑事・矢部(生瀬)が名ならぬ迷推理を発揮し、難事件を解決していく。新レギュラーとして、警視総監・御手洗ちかお役として大和田、警視総監の娘で天才的な頭脳を誇る美少女の未来役としてに畠山が加わる。明晰な頭脳を駆使して凶悪事件の真相に迫る未来と、手柄の横取りしようとする矢部が攻防戦を繰り広げる。

生瀬は、第2弾でパワーアップしたところについて「放送回数が増えました。前回は6回で終わったんですが、今回は十何回と! もしかしたら、途中で打ち切りになるかもしれませんが…とりあえずは、前回より多い」とコメントし、会場の笑いを誘った。また、前作に続いての出演となる矢部の直属の部下・秋葉原人役の池田は、「はっきりとは言えないけれど、(矢部の)不自然さが増していますよ。もちろんふさふさで本物なんですが、なんかこの辺…不自然な感じがしません?」と生瀬の頭部に視線を送ると、生瀬から、「これは、13年前から変わっていませんよ! 自前ですよ!!」とすかさずツッコまれ、息のあった掛け合いを見せた。

今作から新たに加わった警視総監の娘役・未来を演じる畠山は、生瀬から「いくつだっけ?」と問われ、「3日前に11歳になりました」とうれしそうに答えると、会場から「おめでとう!」というお祝いの声が上がって温かい拍手が送られ、かわいらしい笑顔に会場が和んだ。また、大和田は撮影現場について、「毎日笑いがあり、いろいろなものを(スタッフ)が仕込んでくる。あるときは、私の前に“印籠”が置いてあった。これは、俺に何かしろってことなのか? これを使わなきゃいけないんだろうか? ただ、誰も使ってくれとは言わない。スタッフが本番前にそっと置く」と撮影時の戸惑いをを明かしながらも、「某番組の放送が終わり、“印籠出し”が解禁になったので、堂々とやれるようになった。印籠がどう使われるのか見てのお楽しみに!」と、あの人気時代劇の名シーンの復活を匂わせた。

さらに、会見では「矢部謙三の迷(名)言集」も紹介。ポスターのキャッチコピーにもなっている「犯人は…誰や?」というセリフが出てくると、生瀬は「犯人は、この中にいる…(という状況で)『犯人は誰や?』って言ったら、犯人が『はい』って手を挙げるかもしれない。それを見逃さず、何とか見つけようという作戦。つい手を挙げてしまう犯人がたまにいる」とセリフの意図を説明し、観客を沸かせた。

最後に生瀬は、「本当に全国のみなさんに見ていただいて、ぜひとも『土曜ワイド劇場』に進出したいと思っております。みなさんの視聴率が、私たちの生計を立てています。よろしくお願いいたします」と意気込み語った。