「あまちゃん」で「潮騒のメモリー」に続き新挿入歌「暦の上ではディセンバー」が完成!

2013/06/28 05:00 配信

ドラマ

GMT47を演じる(左から)斎藤アリーナ、蔵下穂波、大野いと、能年玲奈、松岡茉優、山下リオ、優希美青

今週から舞台を東京に移した連続テレビ小説「あまちゃん」で、故郷編で使われていた「潮騒のメモリー」に続き、新挿入歌「暦の上ではディセンバー」が完成した。作詞は脚本を手掛ける宮藤官九郎、作曲はオープニング曲でも話題の大友良英が担当。ドラマのために書き下ろしたオリジナル曲となっている。

この歌は物語に出てくる、架空の人気アイドルグループ「アメ横女学園芸能コース」の大ヒット曲で、GMT47のメンバーもデビューを夢見て“奈落”や路上ライブなどで披露する。

作詞をした宮藤は「太巻(古田新太)さんは振りから考え、それに合わせて曲と詞を考えるスタイルなので、僕も踊りながら、今回は3分で書きました。間にラップが入るのは、なんか、訛ってるから面白いと思い入れてみました」とコメントし、「アキ(能年玲奈)が北三陸の人たちに好かれ、暖かく送り出されたように、GMTのメンバーもそれぞれの地元で愛され、夢を抱いて上京したと思います。そんな同士が集う“奈落”は、海女カフェやリアスのようにアキにとって居心地の良い場所になればいいなと思います」と心境を明かした。

また、天野アキを演じる能年は「故郷編では、皆さんに(演技をしやすいように)スペースを作っていただいて演技をさせていただきました。それが東京編になって、自分のスペースを確保するために、ドタバタと頑張っています。まさに、(劇中の)アキちゃんと(今の)私がリンクしています。アキちゃんも私もペーペーで、ペーペーがどこまで臆せずアイドルの海に飛び込んでいけるか、おバカなまま突っ走れるか…皆さん応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。

今後も劇中で荒巻太一がプロデュースした「涙目セプテンバー」や「空回りオクトーバー」が、挿入歌として披露されることに期待が高まる。