嵐・櫻井翔主演、「お嬢様の目は節穴でございますか」の毒舌で話題を呼んだ人気連続ドラマ「謎解きはディナーのあとで」('11年、フジ系)が、この度映画化され8月3日(土)に公開されるのを記念して、前日の8月2日(金)にオール新撮のスピンオフドラマ「金曜プレステージ特別企画『謎解きはディナーのあとでスペシャル~風祭警部の事件簿~』」を放送することが決まった。
今回は、椎名桔平が演じるあの大人気キャラ“御曹司刑事”風祭警部がミラクルを起こして謎の密室殺人事件を解決する。さらに、櫻井演じる毒舌執事・影山のライバルとして余貴美子演じる風祭のメードも登場する。物語は風光明媚な山奥に佇む湯けむり温泉旅館を舞台に、奇怪な連続殺人事件が発生するというもの。“跡取り問題”と“莫大な遺産”を遺して強欲女将が惨殺され、殺害現場の蔵に仕掛けられた完全密室や、残された椿の帯と小判の謎、死を招く埋蔵金伝説、そして殺された者はみな白い服を着ていたという不吉な“白”のたたり…と、謎が謎を呼ぶ事件の真相に風祭警部が立ち上がる!
椎名が「風祭という特異なキャラクターを、存分に解放させて演じたい」、櫻井が「僕自身も大好きなキャラクター・風祭警部のドタバタ劇を影山として支えることができたら」と意気込む今作。宝生麗子役の北川景子も「私は連ドラの時から風祭さんのテンションの高いキャラクターが大好きでした。今までは風祭さんの生い立ちや生活までは深く描かれていなかったし、今回風祭さんが主役ということで、誰よりも私が楽しみにしています」と期待を寄せる。
囲み取材に応じた椎名は、開口一番「ことしはセンターに立てるのか!」と“AKB48選抜総選挙”にかけて報道陣を笑わせ、「最初、風祭でドラマが作れるのか?と思いました(笑)。で、謎解きをしない人だから、風祭のメードっていう役が登場して、そちらで進行していくんですけど、本当テンションが高くて、ぱっと事件の間に入って賑やかすお祭り男なんでね。風祭フェスタですね。夏だからそんなお祭りがあってもいいかなとは思います」と言うと、影山役の櫻井も「連ドラの時から強烈キャラですし、謎解きができるかどうかは別として、また見たいなぁとは思っていました。今回のスピンオフで、僕も後ろ通るのかな…くらに思っていたんですが、ガッツリ撮影があって、参加できてうれしい限りです」と喜びを語った。椎名も「クランクインして3日目なんです。とてもうれしくって。(パート)2とか続編はそんなに好きな方じゃないんだけど、この作品はいとおしく感じる部分があって、(クランクインで)翔君と握手しましたが、そんな事は初めてですね」と今回のスピンオフに喜んでいる様子。櫻井もこの言葉を受け、「椎名さんは『VS嵐』にも来ていただいているんですが、現場で風祭状態の椎名さんに会えるのが本当にうれしい」と語った。
最後に見どころについて、椎名は「風祭の少年時代とか、生い立ちが結構出てくるんですよ。そこがすごく面白いです。なぜこんなに馬鹿になったのか、馬鹿なんだけど馬鹿だけでない。メードの光川さんとの関係も見どころ。僕は風祭がワザとお馬鹿をしているんじゃないか?という気配を感じるんですが、ストーリーやエピソードにそういった可能性も見える。僕が思っていた余白みたいなものも少年時代の風祭を通して感じさせることができるし、そんなところを見ていただきたいですね。あとは、この番組を見ると映画の面白さがより一層増すという作品にしたい」と話すと、櫻井も「撮影で風祭さんが炸裂していて、出来上がりでどれだけ炸裂しているのか楽しみ。今撮っている最後のシーンのところから映画の冒頭につながっていくので、是非映画とあわせて楽しんでください!」と笑顔でアピールした。
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