サッカー日本代表・川島永嗣選手(スタンダール・リエージュ所属)が、6月28日にW杯オフィシャルコンタクトレンズ「アキュビュー」のトークイベントに出席した。同商品のメインキャラクターを務め、コンタクトレンズ愛用者でもある川島選手は、サッカーにおいての視力の大切さと「2014FIFAワールドカップ ブラジル」への意気込みを語った。
司会者からコンタレンズを使用したきっかけについて質問されると川島選手は「高校2年の時、裸眼で0.6ぐらいだったんですが、ロングボールやクロスボールがキャッチしづらいと感じて、コーチに相談したらコンタクトレンズを薦められました」と高校時代を振り返った。また「コンタクトレンズを使用するようになって、相手側のゴールネットまでがはっきり見えるようになりました。また、味方のストライカーや相手側の背番号までも認識できるようになったことで、かなりプレーしやすくなりましたね」と見えることの大切さアピール。
コンフェデレーション杯で全敗したことについても触れ、「結果自体は残念でしたけど、本当に世界の強豪と渡り歩いていくためには、こういった経験が大事になってくると思います。正直、本当に悔しい思いもしましたが、こういった経験が新たに大きな舞台のつながっていくと思います」と話し、悔しさをかみ締めながらも、強豪との試合経験の重要性を明かした。また、来年のW杯へは「最終予選も勝ち抜くことができて、残された1年の中でどれだけできるのか。2010年のW杯の体験を通じて、W杯が持つ意味もわかっています。前回の日本が感じた気持ちをさら超えて、もっと大きな喜びを見出せるようにピッチの上で頑張っていきたい」と力強く宣言した。
また、日本代表の現在の実力について話が及ぶと、川島選手は「結果だけ見れば、(世界と)差があるという見方もできますが、ピッチの上での感触では、これまで感じていた大きな差はないと思いました。残された時間の中でやれることがまだまだあると思います」と世界と十分に戦えるレベルであることを明言。だが「ブラジル代表は本当に大きなものを背負っていますし、プレッシャーも全く違いました。日本のサッカーが自分達のアイデンティティを持って、強い気持ちを示していけるのかが大事」と世界と渡り合うための課題をあげるのも忘れなかった。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)