でんぱ組.incの特撮ヒロインムービー「白魔女学園」が全世界で配信！

'13年9月21日(土)より、でんぱ組.inc出演の特撮ヒロインムービー「白魔女学園」が、劇場(劇場限定版)とテレ朝動画(ネット版/全10話)で日本と世界で同時公開される予定だと発表された。

脚本は大ヒットアニメ「けいおん!!」などを手掛けた吉田玲子、監督は「仮面ライダーフォーゼ」('11年、テレビ朝日系)や「獣電戦隊キョウリュウジャー」('13年、テレビ朝日系)などでメガホンを取った坂本浩一が務める。

坂本監督は「今までにないジャンルの映像作品を目指して、この『白魔女学園』を監督しました。初めて本格的な演技に挑戦したでんぱ組.incの体当たりのパフォーマンスは、新しいスターの誕生を感じさせてくれます」とコメント。

そんなでんぱ組.incとは、古川未鈴、相沢梨紗、夢眠ねむ、成瀬瑛美、最上もが、藤咲彩音から成る「秋葉原ディアステージ」所属の6人組ユニット。メンバーはもともと、アニメ・漫画・ゲームなど、自分の趣味に特化したコアなオタクで、ジャカルタでのファッションイベントの出演や台北での単独公演など、活動の場を秋葉原から世界へと広げている。

本作は女子高生たちが繰り広げる特撮ホラーアクション。舞台となるのは、タイトルになっている「白魔女学園」。そこに“痛み”を抱えた少女たちが集まってくる。そこでは“痛み”は魔力の源となり、少女たちは試練に耐えながら、魔力に目覚めていく。

脚本の吉田玲子が「当初からでんぱ組.incの皆さんが演じられることが決まっており、彼女たちの個性や魅力を生かせるようにと脚本作りを進めました」と語るように、登場人物はでんぱ組.incのメンバーそれぞれの過去がリンクするような役柄設定になっている。さらに吉田は「タイトルそのまま、善き魔女になる学園に少女たちが入学したところから物語がスタートします。白い魔女の世界…その白が美しくも恐ろしいものになるような世界にしようと心掛けました」と作品に込めた思いを語った。

また、でんぱ組.incのメンバーも下記のようなコメントを寄せている。

【最上もが――白鳥もが 役】「魔法」がテーマの「学園もの」ができると聞いて、そこでまずメンバーみんなのテンションが上がったんですが、台本を読んで、その内容にさらにビックリでした。やるからには、うそっぽく見えるのが嫌なので、撮影期間中はずっと、この作品と自分の演じる役に集中していました。最初はプレッシャーも感じましたけど、時間が経つにつれて、スタッフの皆さんとの絆が深まって…とても充実した日々を送ることができたと思います。

【夢眠ねむ――綿貫ねむ 役】毎日が初めての経験ばかりで、どういうふうに表現すればいいのか悩むことも多かったんですが、監督のアドバイスは分かりやすくて、自分の中にスッと落ちてくるようなところがありました。監督をはじめ、スタッフの皆さんにはとても助けられましたね。役を通して自分を見つめ直すことで、たくさん新しい発見ができたような気がしています。ちょっと強烈なシーンにもチャレンジしたので、どんなふうに映っているか今から楽しみです。

【古川未鈴――雪野未鈴 役】わたしが演じている女の子は、正直過ぎるために周りから距離を置かれてしまうというキャラで、本当の自分とは全然違うと思っていたんですが、演じてみると、なんだか彼女の気持ちがよく分かりました。この作品では百合っぽいシーンもあったり、今まで見せたことがない古川未鈴をお見せできていると思います。

【成瀬瑛美――小田巻瑛美 役】でんぱ組.incのメンバーが今回演じている役は、それぞれ本人と似ているところがあるんです。全く同じではないんですけど、ファンの皆さんにはそういうところも楽しんでいただけるんじゃないかと思っています。わたしとしては、脚本の吉田玲子さんが書く独特の世界で演じることができて、とても刺激を受けましたし、何より楽しかったです！

【藤咲彩音――塩見彩音 役】たくさん走ったり、プールで泳いだりと、肉体的に過酷な撮影ではあったんですが、監督がとても現場の雰囲気を大切にされる方で、常に和ませてくださったので、楽しく演じることができました。わたしが演じている女の子はちょっとおバカなので、素で演じられるという話もあるんですが(笑)、実際にはいつものテンションの3割増しぐらいですね。ストーリーは奥が深くて、きっとたくさんの方に共感していただけると思っています。

【相沢梨紗――菊田梨紗 役】わたしは「しっかり者」だと思われることが多いんですけど、ライブでステージから落っこちたりとか、わりと抜けているんです。それなのに役柄がカッコいい「お嬢さま」キャラなので、自分とのギャップを埋めながら演じるのが大変でした(笑)。この作品は、でんぱ組.incにとって、とてもインパクトのあるものなので、こうやって発表できる日を楽しみにしていました。きっと面白い映画になっているので、期待していてください。