松下奈緒版「二十四の瞳」がクランクイン! 玉山鉄二、桜庭ななみら追加キャストも判明!!

2013/07/09 06:00 配信

ドラマ 映画

「二十四の瞳」に出演する松下奈緒と生徒役の子供たち(C)テレビ朝日

8月4日(日)に放送される松下奈緒主演のドラマスペシャル「二十四の瞳」(テレビ朝日系)が、美しい自然の残る香川・小豆島でクランクインした。また、松下以外のキャストも判明。主人公・久子(松下)の婚約者であり、後に夫となる三郎役で玉山鉄二、大人になった久子の生徒役で桜庭ななみらの出演することが分かった。

同ドラマは壺井栄の小説で、'54年に公開された木下監督による映画版を筆頭に、これまでさまざまな監督・スタッフの手によって何度も映像化されてきた名作。物語の舞台は昭和初期の瀬戸内海に浮かぶ小豆島。師範学校を卒業したばかりの女性教師・久子と12人の生徒たちの絆を、「人間の幸福と平和を願う」というテーマで描く。物語のヒロイン・久子は、常に世の中の矛盾に疑いを持って戦時下を生き抜いた女性。松下が、22歳の新任教師時代から夫や娘を亡くし再び教壇に立つ40歳まで、ヒロインの半生を演じる。また、追加キャストとして玉山と桜庭のほかに、中村梅雀、濱田岳、吉行和子、柄本明らの出演が決定した。

小豆島では子供たちとの触れあいのシーンのほか、松下と玉山が仲むつまじく自転車で二人乗りするシーンなどを撮影。子供たちの自由奔放さには松下も「キラキラした子供たちのパワーは本当に偉大です。一緒に笑って、一緒に泣いて。香川弁で“せんせい”と呼ばれてキュンとしたり…。教師という特別な職業でしか味わえない事を、子供たちに助けられながら感じています」と笑顔を輝かせた。

また、あらためて“松下版の二十四の瞳”への意気込みについて「時代は変わりましたが、この作品に出てくる自分の人生を着実につかみ取ろうとする人々の前向きな姿は、現代にも通じると思います。頑張ることの意味や頑張り続けることが幸せに繋がること、頑張ることで変えられる未来があるということを大石久子という一人の女性として伝えたいと思います。全国民が涙したと言われる偉大な作品に出会えたことへの感謝を忘れずに、大石先生という役を演じています。これまでに何度も映像化された作品ですが、私は私なりに2013年版の大石久子を生きたい。全ての人に見てもらえる作品に育ってほしいとの思いで頑張ります!」とアピールした。