7月10日(水)よりスタートするドラマ「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系)の制作発表会見が7月7日に都内で行われ、出演する渡瀬恒彦、井ノ原快彦、羽田美智子、中越典子、吹越満、田口浩正、津田寛治、原沙知絵が登壇した。
同作は主人公の係長・加納倫太郎(渡瀬)ら警視庁随一の検挙率を誇る捜査一課9係の個性豊かなメンバーが、数々の難事件に挑む刑事ドラマ。'06年から「新・警視庁捜査一課9係」を含め合計7シーズン放送され、毎回高視聴率を記録して刑事ドラマの新境地を開拓してきた。刑事たちのプライベートの描写もそこそこに、二転三転する展開で犯人捜しや真相究明を楽しめるエンターテインメントとして多くの視聴者の支持を得てきたが、今回も個性豊かな7人の捜査官たちが“濃いキャラクター”を全面に押し出して事件を解決に導いていく。
今作の見どころについて、渡瀬は「普通は事件モノとか刑事モノっていわゆる捜査方針というのが一つあって、そっちに向かってぐ~っと進んでいくんです。時々微調整もありますけど。でも、うちのチーム(9係)は一つじゃないんです。一番いいところを青柳(吹越)と田口が持っていくんです。それでその次が羽田さんと津田が持っていくんです。そして残ったところを二人(自分と井ノ原)が拾うんです。推理とかいろんなところが二通りある分、面白い。結果的に3チームがウロウロしながら答えを導き出していく。そこが一番の見どころで、二番目は普通の刑事ドラマって事件を解決するシーンが面白いんですが、この作品は9係という部屋の中が面白い。事件も面白いけど、人間も面白いんです」と情感たっぷりにアピールした。
一方、井ノ原は「係長(渡瀬)がおっしゃったように、人間模様が本当に面白いのと、その中の一つとして今回初めて自分の家というものが出てくるんです。『あ、こんな家に住んでいたんだ!』っていう新たな役の深みみたいなのが出してもらえたなという中で、中越さん演じる倫子ちゃんとルームシェアすることになる。僕は健全だと思っているんですけど、何となく(倫子の父である)係長に言いそびれてしまって、言いそびれたまま第6話撮影中の現段階でもまだ知られていませんので(笑)。この先どうなっちゃうのかなと。もしかしたら何となく知っているのかもしれないけど、知られていない体でずっと隠している直樹、倫子ちゃんなのか…。個人的にそこは楽しんでいる部分で、見どころかなと思います。それから9係のセットが新しくなって、今までになかった棚ができたので、そこで個性を出していこうかな。結構入りたてなのにゴチャゴチャしていて面白いなと思いますよ」と、見どころを語った。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)