スウェーデン映画界期待の星・LiLiCoが語る野望とは!?

2013/07/09 04:22 配信

映画

スウェーデン出身の映画コメンテーター・LiLiCo

スウェーデン映画の巨匠、イングマール・ベルイマンの世界遺産的3作品「第七の封印」「野いちご」「処女の泉」のデジタルリマスター版公開と、「サウンド・オブ・ノイズ」の公開を記念して開かれた「スウェーデン映画の夕べ」にLiLiCoが出席。スウェーデン出身で映画コメンテーターのLiLiCoは、作品の見どころやスウェーデン映画の魅力を語った。

あらゆるものを楽器に見立て、いたる所で音楽を作り上げる音楽テロリストの6人組が仕掛ける“音楽テロ”を、有名音楽一家に生まれながらも音痴で音楽嫌いの警官・アマデウスが阻止するという「サウンド・オブ・ノイズ」について、LiLiCoは「こいうことをやりたくなる気持ちは、分かるんです」とコメント。さらに、「何かとんでもないことをやりたいんですよね。私もよく(東京の)六本木で裸だったりしたんで(笑)。もちろん『王様のブランチ』(TBS系)に出る前ですよ!(笑)」と衝撃の告白まで飛び出した。

ベルイマン作品については「若い時はベルイマンって大人のテーマだから難しくって、よく分からなかったんです。でも、大人になってもう一度見ないとなって思っていました。きっと、スウェーデンでも若い人たちはあまり知らないと思うので、今になってもう一度見直そうっていうのは素晴らしい企画ですね。昔の映画って短くてコンパクトにまとまっているので、スクリーンで見られるうれしさはあります。ベルイマンが分かったら大人って感じですね。私ももう大人にならないと。42歳にもなってね(笑)」と語り、笑いを誘った。

最後に「お金持ちになったら映画を買い取りたいんです。配給会社を作って、最近のスウェーデンの映画やスウェーデン映画の歴史がどう変わってきたかを見せたいんです! 日本の映画はスウェーデンでも放映されているので、スウェーデンの映画ももっともっと日本で放映されるようにどんどん紹介していきます!」と力強く野望を語った。