フジ系で7月14日(日)夜9時から放送の「テレビシャカイ実験 あすなろラボ」では、「林修先生は、お母さんたちが抱える子共の悩みを解決することができるのか?」という実験を行う。6月に放送された第1弾「高校中退者編」では、番組に「感動した」「泣いた」という感想が届いたほど好評だった企画の第2弾となる。今回の“生徒”は小学生の子供を持つ母親19人。母親たちは「子供が言うことをきかない」「勉強を集中してやらせるには?」などの子共に対する悩みの解決策を林先生に求める。
チャイムと同時に林先生が教室に入ると「キャー!」「かっこいい!」という歓声が上がるという前回の“ヤンキー”のときとは全く違う歓迎に、林先生もたじたじのスタート。あいさつもそこそこに、林先生は「ママが嫌いな男の子はいない!」「ママと娘は一度はぶつかることもあるけど、絶対母親のところに戻ってくる」と、母と息子、母と娘との“関係”を説明し始める。母親たちも林先生が黒板に書いたことをメモするなど、真剣に授業を受ける。第1弾では林先生は自分の実体験を基に授業を進めていたが、今回はさまざまな資料や文献などを事前準備し引用していく。そんな中、「林先生はどんな子供だったの?」という母親たちの質問には「僕は“おじいちゃん子”でしたね。」と子供の頃の話をする場面も。そして、林先生のペースでスムーズに授業が進んでいるように思えた矢先、「それは違うのでは?」という反発の声も上がる。子供をどう育てれればよいか悩んでいる母親と、林先生のガチンコ対決の行方は果たして…!?
90分の白熱した授業の後、取材に応じた林先生は、前回の授業が好評だったことについて「言葉できちんと“語る”ってことに、みんな飢えていたのかな。自分は今までやってきたことをいつも通りやっただけ。それがたまたま人々の心に届いたのかもしれない」と語った。今回の率直な感想を「前回より伝わったかな。今は子供を育てるのが本当に大変な時代。僕が90分授業をしたところで変わるものではないですよ! でも与えられた時間の中で1つ2つ伝わればいいと思って臨んでいて、今回はうまくいったかなと思います」と話すなど、授業に手応えを感じた様子だった。「実験の第3弾がもしあるとしたら?」という質問については「極秘です!(笑) いや実はもう提案しているんですよ! この授業は台本が一切ない。だからこそ“やってやろう!”と思うけど、体力的になかなかハードな授業なので、時間と体力がしっかりある時に挑みたい」と次の授業に前向きであることを明かした。最後に「(この社会実験は)これまで僕がやっていなかったことだから、挑戦してみたいと思ったし、他の番組でもあまりやっていないこと。この2軸が交差していて、“いつやるの? 今でしょ!”って感じですかね(笑)」と決めぜりふで締めくくった。林先生が全力で教える「子供のしつけに重要なポイント」を今夜の放送でチェックしよう!
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