ドラマ「Glee」のフィン役などで活躍した俳優、コーリー・モンテースさんが7月13日(現地時間)に亡くなったことをうけ、専門チャンネル・FOXチャンネルでは、7月21日(日)、追悼の意を込めて、「コーリー・モンテース追悼スペシャル 『Glee』フィン ベスト・エピソード」と題し、5時間の特別番組を放送することを決定した。
放送されるエピソードは、「Glee」シーズン2の第3話「ホット・チーズサンドに願いを」と第8話「グリー式ハッピーウェディング」、シーズン3の第11話「マイケル争奪戦」と第21話「夢の全国制覇!?」、シーズン4の第4話「涙の別れ」と第14話「シュー先生の結婚式」の6本。
カナダ・バンクーバー出身のモンテースさんは、これまで、ケーブルドラマシリーズ『カイルXY』、2011年に公開された映画『恋するモンテカルロ』のほか、『ファイナル・デッドコースター』(2006年)、『臨死』(2007年)、『ライトアップ!イルミネーション大戦争』(2006年)、『ウィスパー』(2007年)などにも出演。「Glee」のフィン役で一躍人気者となった。
モンテースさんの悲報に接し、「Glee」の番組制作陣は、「この悲劇的なニュースに、私たちは深く悲しんでいます。コーリーは類稀な才能と、それ以上の素晴らしい人間性を持っていました。彼と仕事をすることは真の喜びであり、スタッフ一同、彼の死をとても悼んでいます。彼のご家族と最愛の人々に心からお悔やみを申し上げます」と、コメントを寄せた。
ドラマ「Glee」は、2009年の放送開始からアメリカで社会現象を巻き起こし、世界が熱狂する人気シリーズとなっている青春ミュージック・ドラマ。落ちこぼれのグリー部員たちが音楽を通して成長していく姿を描いたストーリーが共感を呼んだ。モンテースさんが演じたフィンは、グリー部の中心的キャラクターとしてその人気を牽引する大きな原動力となっていた。
フィン役でティーン・チョイス・アワードを受賞するなど、若者たちからも絶大な支持を集めていたモンテースさん。厳選された「Glee」でのシーンを振り返りながら、彼の活躍を目に焼き付けよう。
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