『心がきれいになるような気持ちでした』松下奈緒“先生”が「二十四の瞳」撮影秘話を告白!

2013/07/28 17:37 配信

ドラマ

「二十四の瞳」(テレビ朝日系)の制作発表記者会見に登壇した松下奈緒と12人の子供たち

8月4日(日)に放送される、松下奈緒主演のドラマスペシャル「二十四の瞳」(テレビ朝日系)の制作発表会見が7月28日に行われ、主演の松下と生徒役の石田大和、松田優佑、石井凛太朗、根本樹、山崎智史、加藤珠希、森くれあ、信太真妃、荒田悠良、久家心、野田和佑、中西萌が登壇した。

同ドラマは、壺井栄の同名小説が原作で、'54年に公開された木下惠介監督による映画をはじめ、これまでさまざまな監督やスタッフの手によって映像化されてきた傑作。物語の舞台は昭和初期の瀬戸内海に浮かぶ香川・小豆島。師範学校を卒業したばかりの女性教師・久子(松下)と12人の生徒たちの“心の交流”を描く。ヒロイン・久子は、明るく朗らかな人柄でありながら、世の中の矛盾に疑いを持って戦時下を強く生きた女性。松下が、22歳の新任教師時代から夫や娘を亡くし再び教壇に立つ40歳まで、ヒロインの半生を演じる。共演は、玉山鉄二、桜庭ななみ、中村梅雀、濱田岳、吉行和子、柄本明ら。

会見は、小豆島の美しい自然の中での撮影エピソードを中心に展開。“おなご先生”を演じた感想を、松下は「撮影期間は1カ月もなかったんですが、『いま子供たちに支えられているなあ』と感じる日々が続いて、学校の先生ってこういうことで自分も成長していくんだなあとダイレクトに感じて、それがお芝居につなげられたので、心がきれいになるような気持ちでした」と振り返った。そんな松下にとって撮影場所でもある小豆島はゆかりの地だという。「ちょうど25年くらい前ですかね…。家族で小豆島に旅行に行って、今回ロケさせていただいた分教場に連れて行かれたんです。その時はまさか25年後に大石久子としてやらせていただくとは思っていなかったんですけど(笑)。やっぱりオルガンがそこにあったり、教室に机があったりした写真があるので、『あれ?』って思いながら…。ここがどういう場所なのかは知らずにいたんですけど」と、エピソードを明かした。

そして、共演した子供たち一人一人に“松下先生”の印象を聞くと「優しくて面白くて楽しかった」や「優しくて演技がうまかった!」などといった賛辞が相次いだ。これには松下も「ありがとう! これは(裏で)何か言われているんですかね(笑)」と、照れ笑いを浮かべた。さらに、松下がピアノの伴奏をして子供たちが唱歌「七つの子」を合唱。松下は「子供たちと一緒に歌うと幸せな気持ちになりますよね。バッチリでした。きょうも上手でしたよ~!」と笑顔を見せた。その後、生徒役を代表してコトエを演じた久家から松下へ感謝の手紙が読まれると「あらためて手紙をもらうとジーンときちゃいますね」と、“松下の瞳”を潤ませる一幕も。

質疑応答では、記者からの「理想の教師像、母親像は?」という質問に、松下は「今回こうして大石久子を演じていく中で、いい先生というのはいい母親にもなれるし、そこは共通しているなあってすごく感じられました。やっぱりちゃんと子供たちの目を見て子供たちの目線で会話をしているだけで子供たちはキラキラした目で見つめ返してくれますし、同時に子供を見て大人も変わっていくというか成長していくんだなっていうのを感じたので、いい先生というのは優しいだけではダメだと思うんですけど。いつも優しさを持って厳しいことを言えたり、愛情を持って怒れたり、そういうところが一番子供たちの印象に残って子供たちがついてきてくれるんじゃないかなと。そういう先生って大事だし、子供にとって大人になってからも忘れられない人になるんじゃないかなと思います」と、持論を展開した。