8月1日、連続テレビ小説「あまちゃん」が10カ月に及ぶ撮影を終え、ついにクランクアップし、ヒロインの能年玲奈、チーフプロデューサーの訓覇圭氏がNHK内のスタジオでのクランクアップセレモニーに出席した。同作は何一つ取りえの無かった天野アキ(能年玲奈)が、北三陸で出会った人たちの優しさや友情、家族愛に支えられ人間として大きく成長を遂げていく物語だ。
昨年10月18日のクランクインから10カ月間の撮影を終えた能年は、「今朝、NHKに入ってきたときは終わるという実感が無かったのですが、ラストシーンが近づくにつれて、緊張してきて、喉の奥から心臓までがゾワゾワしてきました」と心境を語った。続けて、「(撮影が)終わってみると、長くて最高の1年だったと感じ、胸がいっぱいです。共演者の皆様やスタッフの皆様と作っているのが本当に楽しくて、それをたくさんの方に見ていただけたことが本当に幸せで心臓が熱いです。また、小泉今日子さん、宮本信子さん、薬師丸ひろ子さんや共演者の皆様、私が撮影を終えても寝ずに準備をしていたスタッフの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思いました」と感慨深げに思いを口にした。
また、ロケで数多く訪れた岩手・久慈について聞かれると、「岩手県久慈市の方々にはたくさんの撮影に協力していただいたり、おいしいまめぶをいただいたりと、初めての土地なのにずっとその場所にいたくなる居心地の良さがあって、また久慈に行って皆さんとおいしいご飯を食べたいなと思います」と感謝の気持ちを綴った。
最後に、「私は今『あまちゃん2』のクランクインを望んでいるので、ぜひ(プロデューサーの)訓覇さんに応援のメッセージをお願いしたいです」と視聴者に向けて語った。
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