等身大綾波レイも登場! 「エヴァンゲリオン展」が松屋銀座にて開催!!

2013/08/09 22:03 配信

芸能一般

タイプの男性キャラクターを聞かれ、「加持さんです! 『鳴らない、電話』(TV版第3話)の加持さんが非常に切なくて素敵です」と話す加藤夏希

8月7日より東京・松屋銀座8階イベントスクエアにて「エヴァンゲリオン展」がスタートした。

「エヴァンゲリオン」は'95年のTVシリーズに始まり、コミック、映画、ゲームなどさまざまな形で展開され、社会現象を巻き起こしたアニメーション作品。'07年からは映画新シリーズとなる「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」がスタート。既に3作が公開され、軒並み大ヒットとなった。

昨年公開された劇場版最新作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」では、実に380万人を動員、興行収入は52億円を超え、DVD・ブルーレイも新劇場版のみで累計200万枚以上の売り上げを記録した。また、先月にはコミック版「新世紀エヴァンゲリオン」が18年にわたる連載を終了。最終話が掲載されたコミック誌「ヤングエース7月号」が売り切れになり、翌月号に最終話が再度掲載されるという異例の事態に発展。根強い人気を証明した。

今回の企画展は、来年にシリーズ最終作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開を控え、ますますの盛り上がりを見せる中で行われる「エヴァンゲリオン」初の本格的な作品展。注目はオリジナル原画の展示で、エヴァンゲリヲン新劇場版「序」「破」そして最新作の「Q」から選んだ約300点に及ぶ原画が初公開される。そのほか、ストーリーや人物の紹介といった基本情報から、「破」のシーンを参考にアニメーションの制作過程を体感できる展示などがあり、初心者から長年のファンまで楽しめる内容となっている。

開催初日となった7日は、エヴァンゲリオンシリーズのファンを代表して女優の加藤夏希が来場。今回の展示を見て、「きっとCGで書いてるものが多いんだろうと思っていたら大間違いで、手書きのものがほとんどなことに驚きました。背景やエヴァの動きの描写一つ一つが細かくて、そういった“手抜きのなさ”がこの空気感を作っているんだなと感じました」と感想を語った。

また、展示の目玉の一つである「等身大綾波レイ像」については、「TVシリーズで1番好きなシーンが、水槽の中にレイちゃんがたくさんいるシーンなんです。それを言うと周りにすごく引かれるんですけど(笑)、そのシーンを『Q』の時のプラグスーツで見られた感じがしてすごくうれしかったですね」とファンならではの回答を。

最後に今回の展示の中で一番のオススメを聞かれた加藤は綾波レイの原画を挙げ、「映像で見る冷たい感じとは違った、表情豊かなレイちゃんが描かれていて、レイちゃんの新たな一面を見られたような気がしました」とコメント。また、一ファンとして実写版エヴァンゲリオンが制作された際の出演を熱望した。