堀北真希が女性パイロット候補生役で1年ぶりの連ドラ主演

2013/08/13 15:25 配信

ドラマ

フジテレビの連ドラは約4年ぶり。堀北真希演ずるヒロインは超難関の大型旅客機パイロットを目指す撮影:TAKAKI_KUMADA

堀北真希が、10月スタートのフジテレビ火曜9時ドラマ「ミス・パイロット」(仮)の主演を務めることが決定した。堀北の連続ドラマ主演はNHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」('12年4月~9月)以来、約1年ぶり、フジテレビの連続ドラマ主演は「アタシんちの男子」('09年4月~6月)以来、約4年ぶりとなる。

堀北が今回演じるのは、女性パイロット候補生。かっこいい男性パイロットやCA(キャビンアテンダント)を主人公にした作品はこれまで数あれども、本作は今まで描かれたことがない、大型旅客機の女性パイロットを目指す候補生が主人公となる。実際、現在ANAグループには約2500人のパイロットがいる中で、女性パイロットはたったの20数人。そんな難関に挑む主人公・手塚晴(てづか・はる)は、東京・蒲田にある居酒屋の娘。天真爛漫、素直でうそがつけない性格が災いし、手当り次第に受けた会社は全て不採用となる。就職活動に苦戦し、万策尽きた晴の目に入ったのは、ANAの募集要項。晴は、それまで全く考えになかった航空業界の試験を受けてみることに。すると、あれよあれよという間にギリギリ合格する。女性パイロットへの道を歩むことになった晴を待っていたのは、予想を超えた厳しい訓練の数々だった。

そんな晴のまわりには、共にパイロットを目指す候補生たち、候補生たちを厳しく育てる教官、パイロットの自社養成システムを束ねる総責任者などさまざまな人物が登場し、人間模様を織りなしていく。また、本作はANAの全面協力の下、普段はカメラが入れない場所での撮影も予定されている。今までにない、リアルな迫力ある映像も見逃せない。さらに、ドラマ内で堀北をはじめパイロット候補生役のキャストたちが着用している制服は、ANAのパイロットが実際に着用しているものを、出演者ひとりひとりに合わせて採寸し製作した特注品。女性パイロット制服姿も注目したい。

堀北は「えっ!? 私がパイロット!? という驚きの境遇はこのドラマの主人公と一緒です。そういった意味でも、共感しながら取り組めるのではないかと思っています。パイロットという仕事の厳しさ、素晴らしさを通して、皆さんに元気と夢をお届けできるよう頑張ります」と意気込んでいる。堀北真希主演作「ミス・パイロット」(仮)は、“夢をあきらめない”素晴らしさ、仲間との友情、見ごたえのある飛行シーン、今まで描かれることのなかった女性パイロットへの道のりなど見どころあふれる作品となりそうだ。