公開中の「映画 謎解きはディナーのあとで」の大ヒット御礼舞台あいさつが、8月13日に東京・お台場のシネマメディアージュで行われ、出演者の櫻井翔と北川景子、土方政人監督が登壇した。
同作品は、フジテレビ系列で'11年に放送した連続ドラマ、'12年と'13年に放送した2度のスペシャルドラマで人気を博し、映画化となった話題作。櫻井翔演じる宝生家の執事・影山と、北川景子演じる宝生家のお嬢様にして刑事の宝生麗子が、休暇中に乗船した豪華客船内で突如発生した殺人事件に巻き込まれていくというストーリー。
公開初日から10日間で観客動員数を100万人突破したことに、櫻井は「公開からわずか10日ほどで、これだけたくさんの方にご覧いただけて本当にうれしく思っています」とあいさつ。北川も「ずっと、一人でも多くの方にこの映画をご覧いただけたらと宣伝活動をさせていただいていたんですけど、本当にその言葉通りにみなさんがこの映画をたくさん見てくださってうれしく思っております」と感無量の表情だった。
“謎ディ”という略称がずっと気になっていたという櫻井は、「連続ドラマのときから『謎解きはディナーのあとで』は長いから(嵐の)メンバーが略称を考えて“謎ディ”って言い始めたんです。でも僕は“認めん!”と『謎解きはディナーのあとで』だと推してきたんですよ!」と力説。しかし、映画が公開するとパンフレットには“謎ディ”の文字が…。それを目にした櫻井は「僕の2年間のかたくなな姿勢は何だったんだろう」と嘆いていた。司会の伊藤利尋アナから「(名付け親は)相葉雅紀さんですよね?」と問われると、櫻井は「いろんな人にいろんな思いがあると思うのであえて名前は伏せました」と会場を笑わせた。
また、同作が長きにわたり続いてきたことを北川から「人前で努力をひけらかすことは一切せず、役のために、作品のために、現場のために、ずっと並々ならぬ努力をされていた櫻井さんのお力によるところが大きいと思います」と絶賛されると、櫻井は「ありがたき幸せ」と、影山口調で恐縮しながらもにっこり。
最後に櫻井は「愛情を込めて作ってきました。一人でも多くの方に二度、三度と足を運んでいただきたいと思います」とアピールし、「一度しかご覧にならないとは…、これでたぶん最後だと思う(笑)。“お客様の目は節穴でございますか?”」と最後の毒舌を披露。生毒舌に劇場から歓声が上がると「こんなに喜んでもらえると思わなかった! やってきてよかったです。あらためてここから僕たちの大きなスクリーンでの船旅、また劇場でご覧いただきたいと思っております」と笑顔で締めくくった。
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