NHK総合で'14年1月から始まる大河ドラマ「軍師官兵衛」に出演するキャストの発表会が8月16日に行われ、主人公・黒田官兵衛を演じる岡田准一に加え、新キャストの江口洋介と竹中直人が登場した。
官兵衛がその将来性をいち早く見抜き、己の運命を託した戦国時代のカリスマ・織田信長を江口洋介が、信長のもとで官兵衛と出会い、後に天下人へと上り詰めいてく豊臣秀吉を竹中直人が演じる。さらに、語りを女優の藤村志保が務めることも明らかになった。
「秀吉」('96年)で豊臣秀吉を演じ、大河ドラマで秀吉を演じるのは2度目となる竹中は、「まさか自分がもう一度、秀吉を演じることになるとは思っていなかったので、びっくりしました。現場に入ったときに自分が感じた気持ちを大事にしていきたいですね」と話し、「今回は、若いころから演じるということなので、また走り回らなければいけないのかと思うと心配になってしまいます(笑)。ただ若いころに戻れるということですし、岡田さんとの共演も初めてなので頑張ります」と意気込んだ。
一方、織田信長を演じる江口は「信長は皆さんがご存知のように、カリスマ性を持った男です。トップを走った男の生きざまを楽しんで演じていきたいです。時代劇なので、せりふもアドリブで出すのは難しいと思うのですが、共演者、スタッフたちと一緒に作っていく現場にしていけたらと思っています」と期待を込めた。
最後に岡田は「江口さん、竹中さんとお仕事ができることが楽しみです。演じる側の人間としてお二人に指導していただきながら成長していけたらいいなと思っています。江口さんとは若いころに共演していて、たくさんのことを学ばさせていただきました。このようにまた共演できることがうれしいです。竹中さんは現場などで感じることを大事にされている方だと思います。うわさに聞いた話だと、本番が始まる直前まで役とは関係ないことを話されているとのことなので、一生懸命受け止めていきたいです。考え過ぎずに純粋に演技に臨めていけたらと考えています」とコメントした。
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