世界遺産認定で新たな1ページへ! 「題名のない音楽会」を世界の富士山から!!

2013/08/25 09:30 配信

音楽

「富士山河口湖音楽祭」の公開収録を終えた本間智恵アナ、エリック・ミヤシロ、平原綾香、松崎しげる、佐渡裕(写真左から)(C)テレビ朝日

毎週日曜に放送中の「題名のない音楽会」(テレビ朝日系)で、日本に元気を届けるべく毎夏行ってきた「富士山河口湖音楽祭」での公開収録をことしも敢行。世界遺産に登録されたばかりの同所に豪華なメンバーを迎え、圧巻のステージを繰り広げた。同音楽祭の監修も務める番組MCの佐渡裕は「富士山の麓にいるというだけでパワーを感じ、音楽を聴きたくなったり、歌いたくなったりする。富士山が世界遺産に認定されたことはとても大きなことです。会場の皆さんに参加してもらえる企画もありますし、僕らが発信するだけではなく、野外ステージという開放感の中で、3000人の皆さんと今を一緒に生きていると感じられるようなコンサートにしたいと思います」と、感慨深げにアピールした。

約50年の歴史を誇る「題名のない音楽会」では、“富士山から響け!”をキャッチフレーズに'11年から毎年、佐渡が監修を務める「富士山河口湖音楽祭」で公開収録を行ってきた。河口湖ステラシアターで観客を巻き込んで繰り広げられるパフォーマンスは毎回大盛況で、今回は特に富士山が世界遺産に認定されたことを祝し、世界的トランペッターのエリック・ミヤシロや松崎しげる、平原綾香ら豪華なアーティストが集結。9月1日(日)と翌8日(日)の2週にわたってその模様を全国に届ける。

1週目となる9月1日(日)は、「富士山から響け! 世界遺産でラッパ達人」というテーマで、世界に名を轟かすトランペッターのエリック・ミヤシロがビッグバンドを率いて、夏の富士山にふさわしい爽快なジャズサウンドを披露。スペシャルゲスト・松崎しげるのリードボーカルで送る「早口ことば~富士山編」では、富士山に関する覚えておきたい情報を、懐かしの「ドリフの早口ことば」に乗せて演奏。観客や、“ミス富士山”グランプリの女性、そして地元のゆるキャラ“ふじぴょん”も参加し、一緒に早口言葉に挑戦する。

2週目の9月8日(日)は、「富士山から熱唱! 松崎しげる・平原綾香」をテーマに、2人の代表曲を中心に“奇跡の歌声”を届ける。2人の共演は今回が初めてで、富士山の荘厳なパワーを受けながら、松崎の名曲「愛のメモリー」をラテンバージョンで、平原はジャニス・ジョップリンの名曲に初挑戦し、ロックな一面を披露。パワフルな歌声が魅力的な両者が一歩も譲らぬパワーボーカル合戦を展開する。世界遺産に登録され、海外からも注目される富士山で“題名”の歴史に新たな1ページが刻まれる。

初共演の2人は、それぞれ「ボーカリストとして実力のある平原さんとのデュエットは、いつかこんな日が来たらいいなと待ちに待った機会。とってもうれしいです。音楽のパワーって音の大きさじゃなくて、昔を思い出させてくれたり、未来を感じさせてくれたり、それが本当の意味で音楽のパワーだと思う。彼女の澄んだ声と、僕のこのガラガラ声が、どうマッチングするのか。楽しみにしていてください」(松崎)、「松崎さんの歌声、私、大好きなんです! だから、初共演はとっても楽しみですごく幸せ。松崎さんの魅力はあの唯一無二の声。お年が64歳と聞いてびっくり! あんな音域で歌える人ってほかにいませんよね。ボーカリストとしての目標です。『愛と青春の旅だち』は原曲より高い“松崎さんキー”で歌います(笑)。本当に高いんですが、最後に松崎さんのシャウトが聴きたいと思ってチャレンジしました。お楽しみに!」(平原)と、共演を喜びつつ奇跡のハーモニーをアピールした。