嵐・松本潤の中学時代は甘酸っぱい恋より初めての世界に夢中!?

2013/08/30 04:44 配信

映画

映画「陽だまりの彼女」の完成披露イベントに嵐・松本潤らと登場した上野樹里

10月12日(土)より全国公開となる映画「陽だまりの彼女」の完成披露イベント&完成披露試写会が8月29日に六本木ヒルズで行われ、主演を務める松本潤上野樹里三木孝浩監督が登場した。

陽だまりの彼女」は“女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1”のキャッチコピーが話題となった越谷オサムの同名小説を、大ヒット作「ソラニン」など恋愛青春映画の名手・三木監督が映画化したもの。神奈川・湘南を舞台に、10年ぶりに再会した新人営業マンの浩介(松本)と中学時代の幼なじみ・真緒(上野)の想いが織りなす、ファンタジック・ラブストーリーだ。仕事先で再会した真緒はイジメられっ子だった当時からは見違えるほど美しい女性に変身しており、浩介は“初恋”を思い出して再び恋をし、やがては結婚を心に決める。だが、真緒は誰にも知られてはいけない“不思議な秘密”を抱えており、その秘密を知った浩介と一途に浩介を愛する真緒の二人の絆の強さで奇跡が起こる。

まず、今回の映画を撮るにあたり三木は「松本君は、松本君のファンが見たいと思う、ふとした瞬間に見せる優しさや素の部分を撮りたかった。上野さんは、上野さんの美しさを前面に出した作品が少ないと思い、“ビューティ”を意識した」と二人の起用理由を挙げた。しかし、撮影中は自身が一番の観客だったようで「モニターで撮影を見ていたが、二人の良い雰囲気のシーンになるとモニターに近づきすぎてしまった。皆さんにも自分と同じように楽しんでもらいたい」と語った。

続いて、上野は出演依頼を受けた時を振り返り、「今までにもラブ要素を絡めた作品に出演したことはありましたが、ちゃんと向き合った作品は無く、脚本を読んで“やりたい”と思いました。浩介を松本さんでイメージして脚本を読んだら、楽しい作品になると思いました」と明かした。また、「広い、大きい“愛”を感じる作品で、愛することはシンプルな事だけど、自分で複雑にしてしまうので、この映画を見たら、心が軽くなって恋がしたくなると思います」と魅力を語った。

一方、松本は“イケてない”主人公を演じると聞き「きたー!!って思いました。今までやった事のないタイプの役なのでうれしかったです」と笑顔で感想を語った。作品の設定に掛けた「中学時代の思い出は?」との質問には、「当時は背が150cmくらいしかなくて、映画のような甘酸っぱい思い出はないです」と答え、「中1で事務所に入ったので、初めて触れる世界が刺激的でした」と、恋よりも歌やダンスに夢中だったようだ。最後に、「タイトルにあるような二人の“陽だまり”感を感じてもらいたいと思います。恋をしている人の背中をそっと押す作品になっていると思うので、近くにある大切な物をより大切に感じられると思います」とアピールした。

この日、8月29日は三木監督の誕生日であり、翌8月30日は松本の誕生日ということで、ケーキなどのサプライズはなかったが、会場からの「誕生日おめでとう」コールが上がり、二人ともうれしそうに笑顔で応えていた。