お笑いのコント日本一を決める番組「キングオブコント2013」のファイナリスト発表セレモニーが、8月30日に赤坂BLITZで行われた。同大会はプロ・アマ、芸歴問わず、2人以上のユニットであれば誰でも参加でき、自身の持ちネタでお笑いの腕を競い合う。ことしの総エントリー数は2988組。その中から選ばれたファイナリスト8組が、決勝戦に出場する。今回ファイナリストに選ばれたのは、アルコ&ピース(太田プロ)、うしろシティ(松竹芸能)、鬼ヶ島(人力舎)、かもめんたる(サンミュージック)、さらば青春の光(フリー)、ジグザグジギー(マセキ芸能社)、TKO(松竹芸能)、天竺鼠(よしもとクリエイティブ)の8組(50音順)。このうち、初出場はアルコ&ピースとジグザグジギーの2組。
同セレモニーでは番組プロデューサーがファイナリストを1組ずつ発表(アルコ&ピースは欠席)。まずは、うしろシティの2人が「手応えがなかったので(ファイナリストに選ばれて)びっくりしています」とおどおどしながら登場すると、司会のあべこうじに「もっとヤッターみたいな感じで来てよ! だらだら来るんじゃねぇよ、バカヤロー」とツッコまれてしまう。そのあべが「落ち着き過ぎでしょう」と驚いたのはジグザグジギー。あべの驚きに2人は全く動じず「感無量です。どうもありがとう」とコメント。続くさらば青春の光は「ホンマにいろいろあったんですよ。でも、やりました」とこの1年間の苦労をアピール。何も語らずガッツポーズで登場したのは天竺鼠。川原克己は「意気込みだけはあります」と多くを語らない。対照的に、8組唯一のトリオ、鬼ヶ島は「信じらんないよ~」とはしゃぎながら登場。鬼のように振る舞い、会場を沸かせた。また、「3年前に見つけたバイト、辞められるように頑張ります」とかもめんたるはうれしそうに意気込みを。そして、ラストに登場したTKOは「去年(準決勝で)落ちてやめようと思いましたが、ネタができたので来ました。優勝します」と闘志をあらわにした。また、セレモニーの最後には、毎年恒例となった、ザブングルの加藤歩が「悔しいです」とファイナリストに選ばれなかった思いを伝える一幕もあった。
「キングオブコント2013」決勝戦の模様は、9月23日(月)夜8時よりTBS系にて生放送(TBSのみ夜7時より)。今大会もダウンタウンが司会を務める。審査方法は、昨年と同じく準決勝で敗退した芸人たち50組100名による採点で実施。優勝者にはキングの称号のほか、賞金1000万円が与えられる。なお、決勝戦でのネタ披露順を決める抽選会の模様は、9月7日(土)の「王様のブランチ」内で放送される。
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