日本を代表するアニメキャラクター・ドラえもんの誕生日となる9月3日、神奈川の「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」がオープン2周年を迎えた。ドラえもんのバースデーであり、同ミュージアムの2周年でもある記念の日、WアニバーサリーとしてAR(=拡張現実)を使った“ドラえもんバースデーケーキ撮影会”や本邦初公開の原画展示特別イベントが開催された。
9月3日は、総来場者数100万人を越える人気観光スポットである同ミュージアムのオープン2周年記念日。ドラえもんの誕生日は2112年9月3日ということもあり、1周年に当たる'12年同日付で川崎市の特別住民になったばかりだが、2周年となることしは野外広場「はらっぱ」で2周年のパネルを使った記念撮影などの特別イベントが催された。さらに、9月1日から30日(月)の1カ月間にわたってさまざまな企画を準備し、2周年記念フェアを開催する。
「2周年記念フェア」では、ミュージアム2階展示室IとIIとも全ての展示作品を本原画にて展示。本来は作品保護のため定期的に複製原画と入れ替えているが、原画の劣化を最小限にとどめ、長期間の展示を実現するための手法をとっている。“開館2周年記念”としてこの期間のみ、展示室IとIIの漫画作品の全てが1点しかない本物の原画に替わっている。さらに、展示室IIでは“大長編ドラえもんシリーズ”第17作('96年雑誌掲載)、映画シリーズ第18作目('97年公開)となる「のび太のねじ巻き都市冒険記」のアイデアノートを特別展示。アイデアノートは、本来は門外不出だが今回のみ特別に展示することになっている。
藤子・F・不二雄氏のファンにはたまらないものばかりが見られるメモリアルな2周年記念フェア。今まで行ったことのない人は、早めに予約を取ってぜひ一度行ってみては?
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