NHK総合で9月19日(木)から始まる木曜時代劇「あさきゆめみし~八百屋お七異聞」の完成試写会が、9月4日に同局内で行われ、主演の前田敦子と脚本家のジェームス三木、演出の岡崎栄が登場した。
恋仲の寺小姓に会いたい一心で放火事件を起こし、火刑に処された“八百屋お七”の物語をドラマ化。本作では初恋の人・吉三(池松壮亮)を助けるために、自ら罪人となるお七(前田敦子)の純愛を描く。
時代劇初主演となる前田は、「撮影自体は、あと1週間で終わることになります。たくさんの山場を乗り越えてあらためて1話を見て、すごく初々しかったんだなと実感しました」と振り返る。また、「どのように成長したかは自分では分からないことなので、最後まで見ていただいた方たちに、何かを言っていただきたいです。ジェームスさんや岡田さんなどすごい方々に支えられながら、この作品を作れたことが一番の収穫です」と笑顔を見せた。
本作について脚本家のジェームス三木は「時代劇ということで、昔の事を良く知っている人が、ちゃんとした時代劇を作るべきじゃないかと演出の岡崎さんと話していました。岡崎さんも私も初恋はしておりますので当時の事を思い出しながら、手が届かなくなってしまった時代を思い出してドラマを作りました」と話し、「私は前田敦子さんとは今日が初対面になります。昨日美容院に行ったのですが、『明日、前田敦子に会うから“大人かわいい髪形”にしてくれ』とお願いしました」と満足した様子で話し、会場を笑わせた。
最後に前田は「何も知らない14歳の女の子がどんどん恋にのまれていき、短い間にたくさんの経験をして大人になっていくという瞬間がたくさん描かれていると思います。最後にお七が大人になったなっていう瞬間を見届けてほしい」と視聴者へメッセージを送った。
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