市原隼人がタイ・カンボジア・ベトナムから急成長する東南アジアの“今”を熱くリポート!

2013/09/14 10:00 配信

芸能一般

カンボジアの道路沿いのマーケットを訪ねる市原

TBS系では、市原隼人が、タイ・カンボジア・ベトナムの3カ国をめぐり、急成長に沸く東南アジアの“今”に迫るスペシャル番組「アジア熱風街道~メコンを結ぶ1000キロの旅~」を9月16日(月・祝)の朝9:55から放送する。

RKB毎日放送が制作する同番組の舞台は、バンコク~プノンペン~ホーチミンを結ぶ全長約1000kmのルート、通称“第二東西回廊”。めざましい経済発展のさ中にある東南アジアを旅しながら、市原が、激変する生活環境の中で懸命に生きる人たちと、彼らと共に生きる日本人の姿をリポートしていく。

最初に市原が向かったのは、タイの経済の中心地である首都・バンコク。急激に経済成長を遂げているバンコクは、現在、空前の日本ブームに沸いている。食文化だけでなく、日本の精神を学べる武道に興味を持つタイ人も多く、市原は、バンコクで剣道を教えている日本人ビジネスマンを訪ねることに。

続いて、ある日本企業の工場に勤めるパイサン・ポーターさん(36)、通称サップさんの家へ。28年ローンで3LDKの新居を購入したばかりだというサップさんだが、地方出身者がローンを組んで家を買えるようになったのは、ここ最近のことなのだそう。奥さんと共働きのサップさんは、6歳の娘を実家に預けており、家族で一緒に暮らす日を目指して仕事に励んでいる。

次にカンボジアを訪れた市原は、伝統工芸である絹織物の技術を現地の女性に教えている日本人女性・関口晴美さん(61)の工房を訪問。関口さんは、NPO法人を立ち上げ、33年もの間カンボジアで支援活動を行ってきた。内戦の影響で、カンボジアでは複雑な事情を抱えながら生活している若い女性が多く、関口さんは10年前から女性の社会的自立を支援。関口さんは、親のような愛情を持って彼女たちに接しており、工房では笑顔の絶えない毎日が続いている。

最後にベトナムのホーチミンでは、寮生活を送りながら経済学を学ぶ女子大生、ファン・ティー・トゥーン・フォンさん(21)から将来の夢を聞くことに。現在、ベトナムの若者の間では海外に向かう意識が高く、留学を希望する学生も増えており、フォンさんも日本に行きたいと考えているそう。その後、市原は“第二東西回廊”の終着点、港町ブンタウへ。フォンさんの母親を訪ね、女手一つで育ててきた娘に託す思いを聞く。

さらに、市原は、メコン川を渡る橋の建設現場を訪問。現在、カンボジアとベトナムの間を流れるメコン川を渡る手段はフェリーのみで、“第二東西回廊”のボトルネックになっている。交通や物流をさらに発展させるためには、橋を建設する必要があり、日本とカンボジアが共同でプロジェクトに取り組んでいる。橋の建設に携わる人や、橋の完成を待ち望む人たちの思いを、市原がリポートする。

経済が急成長する中で、たくましく夢を追う東南アジアの人々。現地でその熱に触れた市原は「今回の旅では、本当に濃い時間を過ごすことができました。人との出会いは面白く、いろいろな事を考えさせられました。急激な発展を遂げる東南アジアの国々ですが、生活することが精いっぱいで、学校にも通えないという人もいるのが現実です。そんな境遇にもかかわらず笑顔はすごく素敵で、東南アジアに生きる人々のたくましさを感じることができました」と語った。