「SUMMER NUDE」の巨大看板が新観光スポットに!?

月9「SUMMER NUDE」(フジテレビ系)に登場し、強烈な印象を残した巨大看板が、ロケが行われた南房総市に年内展示されることが決定した。

本作では、1話から6話までは長澤まさみ演じる一倉香澄がほほ笑む「みさき潮風ビール」の看板が掲示され、山下智久演じる三厨朝日が香澄への思いに終止符を打った後、7話からは山本美月演じる堀切あおいがほほえむ同ビールの看板となった。

実際に看板が立っていたのは千葉・南房総市白浜町にある磯笛公園内。5月下旬から高さ約6m、長さ約7m20cmほどの看板の骨組のみが設置され、撮影の度に長澤まさみが写る盤面がはられ、市民や観光客ら多くの人が集まっていた。劇中、朝日が看板の前を通る度に香澄の写真に向かって一礼するというシーンが印象的だったが、その様子をまねてロケのない日には看板の骨組に向かって頭を下げたり、骨組のみをバックに記念撮影したりする人々が多く見られたという。

新名所にもなり始めていた中、市民の間で看板を惜しむ声が募り、このまま残してほしいという要望が殺到。その結果、看板を残すことが決定し、ロケ地となっていた磯笛公園は風が強いため移動を検討した結果、同市内にある「道の駅ちくら　潮風王国」に展示されることが決定した。設置は9月18日(水)を予定。それと同時に、南房総市観光協会の協力を得て、磯笛公園の看板跡地には、本作のロケマップが設置され、その中には「道の駅ちくら　潮風王国」の案内も掲載される。

ドラマ終了後も、山本美月演じる堀切あおいが市民の方々にほほ笑みかけてくれることとなる。山本は看板がこれからも保存されることについて、「看板を大切に保管してくださると聞いています。観光に役立てていただけたらうれしいです」と語っている。南房総市役所商工観光部側も「新たな観光スポットになるのでは」と期待を寄せている。

いよいよ「SUMMER NUDE」も本日16日(月)をもって最終回。朝日(山下智久)と夏希(香里奈)の恋の結末が明らかになる。