「ストライクTV」の爆笑問題にインタビュー!太田光『俺の魅力をもっと引き出してくれ』

2013/09/25 05:00 配信

バラエティー

「ストライクTV」(テレビ朝日系)で番組MCを務める太田光(右)、“解答者”として出演中の田中裕二(左)(C)テレビ朝日

毎週月曜日に放送中のバラエティー「ストライクTV」(テレビ朝日系)。毎回5組の芸能人が登場し、“90年代のアイドルが当時思っていた本音を明かす”(9月9日放送)などのテーマに沿って、クイズ形式でとっておきの情報を紹介している。9月30日(月)放送では、KABA.ちゃん、ネプチューン・堀内健、オアシズ・光浦靖子、渡辺直美らが出演。「仲良し芸能人ペア大集合SP」をテーマに、芸能人同士が仲良しだからこそ知っている互いのプライベートを明かしていく。収録前、番組MCを務める太田光、“解答者”として出演中の田中裕二にインタビューを行った。

――これまでの放送を振り返って、印象に残っている番組内での企画や、収録中のエピソードについてお聞かせください。

田中:収録が毎回割と長いので、僕も一回あるんですけど、千原ジュニアが出た回で収録中におなかが痛くなって、トイレに行ったりとかですね。放送上はたぶんない(カットされている)と思うんですけど(笑)。

――本音をぶちまける、というような企画が多いと思うのですが、そのあたりで印象深いものはありますでしょうか?

田中:そうですね、 “仲良し芸能人ペア大集合SP”で、結構、直接横にいる人間から、今まで聞かされていなかった本音をいろいろ聞かされるとショックで。僕よりも伊集院(光)が結構ショックだったみたいです。

太田:浮気の企画とか、女の人同士のカラオケで嫌われることについての企画とか、知りたくなかったなみたいな。収録終わるといや~な気分になって、家で3日ぐらい落ち込む…。

田中:そんな落ち込まねぇだろ!(笑)

――太田さんへお聞きします。MCとして出演者の方の魅力を引き出すためにこんな工夫をしている、というところがありましたら、お教えください。

太田:まったく引き出そうという気がないからねぇ。反対に、もっと俺の魅力を引き出してくれってみんなに思ってるね。逆なんですよ、この番組は。みんなで、俺の魅力を引き出す番組(笑)。

――今、このお話を聞いて、“解答者”という立場から田中さんはどうお感じになられましたか?

田中:僕はMCじゃないんでね、この番組は。よく土田(晃之)とか、ずっと太田のそういうところに、“お守り役”みたいな感じでずっと出てもらっていて。前の「爆笑問題の検索ちゃん」(’12年4月~’13年8月)みたいなころから何年もね、伊集院(光)とか土田とか、太田の性格をちゃんと分かってる人間が、実は陰でうまく進行しているというのがよく分かります。

――きょうの放送テーマ(9月30日放送「仲良し芸能人ペア大集合SP」)にちなんで、仲のいい芸能人の方と、その方とのエピソードをお教えいただければと思います。

田中:僕はウエンツ瑛士とよく遊んでいるんですけど、夏に2人で仙台に野球の試合を見に行ったんです。その時に入った喫茶店で隣の席に座っていた男の人がウエンツに「すみません、ウエンツさんですよね? 写真、一緒にいいですか?」と言って、まぁウエンツも「あぁ、はい」って言って。で、俺の方にカメラを渡して「すいません。ちょっとお願いします」ってなって。“ただのカメラマン”っていうのがあったんですよね(笑)。

――(その男性は)気付かなかった?(笑)

田中:気付かなかったのか、気付いていてもウエンツと2人が良かったのか、その辺は分からないんですけど、とても気分が悪かったです (笑)

――今のお話を聞いて、「まさか」って思いました。

田中:そうですね、気付かれないなら気付かれないでまぁ、確かにちょっとあれですけど、気付いててやったとしても、普通ちょっと遠慮しがちにだと思うですけど(笑)。

――ところで、今後、番組で挑戦してみたい企画や、“このテーマでこの本音を聞いてみたい”などをお聞かせいただければと思います。

田中:“本音”とかもうね、傷つくばっかりなんでね、そうですねぇ。たまにはね、みんなでスポーツをやってみたい(笑)。

太田:ははははは。

――新しいですね!

田中:本当の「ストライクTV」っていうね(笑)。ボウリングやったりね。そういうちょっとロケものとかね、やってみたいです。

――太田さんはいかがでしょうか?

太田:そうですね、この間も「90年代アイドル(が今だからぶっちゃけますSP!、9月9日放送)」とかね、世代でくくってやるのが面白いなと思うので、たとえば我々同世代とかね。昭和40年生まれなので、その同世代というと、キョンキョン(小泉今日子)とか、(中森)明菜とか(松本)伊代ちゃんとか、シブがき隊とか、古田敦也とか、長島ジュニア(長嶋一茂)とか、そういうやつらとね。もっと上でもいい、たとえば昭和30年代、昭和20年生まれ、敬老の日スペシャルとか(笑)

田中:ははははは。

――では最後の質問になりますが、視聴者の方々に番組の見どころと、こんなところを見ていただきたいというメッセージをお願いいたします。

田中:一応クイズとかの形式もあるんですけどね、とにかくみんながよく楽しそうに話をしているというところでしょうね。そこを見て、楽しんでいただければと思います。

太田:友達のスペシャルの回だと、意外と「この人とこの人、意外と普段接点なさそうに見えて実は友達だったんだ」というのが結構あると思うんです。そういう芸能界の裏側…まぁ、僕ももう二十何年芸能界にいますからもうかなりね、ダーティーな部分も見てきたのでね、そういうのが全部暴露されるという…(笑)。裏側も楽しんでいただければと思います。