「月に祈るピエロ」主演の常盤貴子も年齢が気になる!?

2013/09/24 01:29 配信

ドラマ

スペシャルドラマ「月に祈るピエロ」の制作発表記者会見に登壇した(左から)北川悦吏子、常盤貴子、谷原章介

10月5日(月)に放送されるスペシャルドラマ「月に祈るピエロ」(TBS系)の制作発表記者会見が9月20日に行われ、出演する常盤貴子、谷原章介と脚本家・北原悦吏子、プロデューサー・堀場正仁氏が登壇した。同ドラマは、遠く離れて住む男女が一度も逢うことなく心を通わせていく大人の恋愛ドラマ。高い支持を得たドラマ「ビューティフルライフ」などでコンビを組んだ北川×常盤がタッグを組む最新作となる。

ドラマに参加した感想について、常盤は「台本を読んでワクワクしました。大人のラブストーリーって堂々と言えるねって思いながら、撮影も素敵な最後に向けてドキドキしながら進んで行きました。新しい大人のラブストーリーを見ていただけたらと思います」と語った。共演した谷原は「40歳という人生が半ば終わってしまった年齢からでも、リスタートするタイミングがあるんだなとこの作品で知りました。なかなかありそうでないお話になっていると思います」と、同じ40代として等身大の意見を明かした。

また、役柄に対して「アラフォー女子にとっては痛いせりふが満載で、私が一番好きだったせりふに『年ばっかとってやんなっちゃう』というのがあって、私自身本当によく言うんですね。そういうせりふだったりとか共感できるものがたくさんあったので、逆に役に入り過ぎて抜けるのが大変でした」という常盤の発言に、登壇者から驚きの声も。一方、谷原も「航もそうですけど、僕自身も41歳になりバリバリと働きながらもどこか折り返し地点過ぎたなっていう感じがあるんです」と話し、お互い役に共感していることを語った。

さらに、撮影場所の印象について常盤は「本当に暑かったです。でもその暑い中、最近はあまり見かけなくなった、子供たちが川で遊んでいる姿を見られて、しかも大人も楽しんでいる姿が見られて印象的でした」と、岐阜・郡上八幡ならではのエピソードを楽しげに明かした。

最後に北川は、作品について「若いころとは違った人との関わり方、離れていても言葉の力、思いの力とか、そういう人と人とのつながりを信じたいものがありました。ある程度の人生をお互い経て来て、その中で人と関わるって若いころより難しい部分も、必要な部分もあるだろうし、それをゆっくり丁寧に描きたかったです」と脚本家としての思いを語った。