アマ・プロ、芸歴を問わず自身の持ちネタのみで競い合う「キングオブコント2013」の決勝戦が、9月23日に行われ、TBS系にて生放送された。
同大会はことしで6回目を数え、優勝者には賞金1000万円とお笑いコント日本一の名誉が与えられる。決勝戦に進んだファイナリストは8組。各組2ネタを披露して合計得点で競い合った。
そして、今大会で日本一に輝いた優勝者は、槙尾ユウスケと岩崎う大のコンビ・かもめんたる。3位に終わった昨年のリベンジを果たすべく1stステージでは「言葉売り」で1000点満点中923点をたたき出しトップに。2ndステージでも「白い靴下」のネタで982点という高得点をマークし、昨年優勝のバイきんぐの点数974点を上回る形で優勝を勝ち取った。
岩崎は「こんな日が来るんだ。(お笑いの)大会で優勝したことがなかったのでうれしかった」と歓喜に打ち震えながらコメント。一方、槙尾は今大会を目指し「単独ライブをたくさんやりました」と明かし、「鬼ヶ島さんがすごい追い上げて来たけど、この一年間やってきたことをやろうと思って、あんまり追い抜かそうと意識しなかったのが結果につながりました」と今大会を振り返った。
また、1000万円の使い道については「これまでお世話になった方々に恩を返していきます」と岩崎が謙虚に答えた。さらに、今の気持ちを伝えたい相手について岩崎は「奥さんと母に」、槙尾は「妻とおなかの子供と両親に」と、2人とも家族に喜びと感謝を伝えたいと打ち明けた。