“殺人犯”SMAPが脱獄!? 5人そろって初の生ドラマで 「古畑任三郎 VS SMAP」の続きが始まる

2013/09/27 05:07 配信

ドラマ

4時間半にわたる特別番組「SMAP GO!GO!」内で、SMAP5人そらって初の生ドラマがオンエア(C)タツノコプロ

SMAPが9月30日(月)夜7時から放送の特番「SMAP GO!GO!」(フジテレビ系)の中で、生放送ドラマに5人そろって出演することが決定した。その内容は、'99年1月3日に放送され、視聴率32.3%を記録したスペシャルドラマ「古畑任三郎 VS SMAP」の続編(視聴率はビデオリサーチ調べ。関東地区)。「古畑任三郎」の生みの親、三谷幸喜が新たに脚本を書き下ろし、演出も担当する。SMAPが5人全員で生放送ドラマに出演するのは初めてで、そろってドラマに出演すること自体「古畑任三郎 VS SMAP」以来、14年ぶりとなる。「SMAP GO!GO!」はSMAPの過去、現在、未来を紹介するというスペシャル番組。その中で、この生放送ドラマは、過去を未来につなげる試みのひとつとして企画された。

中居正広は「フジテレビとSMAPの歩み、歴史を全編にわたって敷き詰めている4時間半になっていると思います。歌あり、ドラマあり、バラエティーあり。フジテレビとSMAPの親密な関係をぜひともじっくりお楽しみください。14年ぶりに『古畑任三郎 VS SMAP』のその後を生で、という新しい試みをやらせてもらいます。三谷幸喜さんに脚本を書いて演出していただくので生放送がどうなるのか、見ごたえのある4時間半になると思います。ご期待ください」と意気込みのほどを語っている。一方、三谷幸喜は「久々にSMAP全員参加のホンを書かせてもらいました。考えてみたら、こんなに芝居がうまくて、おまけに華のある役者がそろった“劇団”は、他にはないです。座付作家冥利に尽きます」とコメントを寄せている。

「古畑任三郎 VS SMAP」」ではSMAP5人がそれぞれ本人役を演じた。リーダーとして責任感が強い中居正広、熱い男・木村拓哉、ダンスが少し苦手な稲垣吾郎、前にあまり出ようとしない草なぎ剛、末っ子キャラクターの香取慎吾…実際のイメージのキャラクターに合わせた設定で、三谷幸喜は彼らをイメージ通りのキャラクター像のままドラマの中で動かした。例えば、中居正広は最後のところで自分一人で罪をかぶろうとしたり、木村拓哉は熱くなってしまいがちなところを古畑に利用されて自白に追い込まれたり、稲垣吾郎はただ1人別行動を取っていた時にダンスの自主練習をしていたり、草なぎ剛は控えめなために脅され追い込まれることになったり、香取慎吾はそんなメンバーたちをなだめたり。最後には田村正和演じる古畑任三郎に完全犯罪を見破られ、コンサート開始直前にSMAP全員、連行されてしまう。幕が開くとそこにはマネジャーの前田(戸田恵子)が頭を下げて1人立っている。というラストだった。あれから14年、彼らは受刑者となって今回のドラマに登場する。

三谷幸喜ならではのユーモアと巧妙なトリックがいかに展開されるか楽しみなところ。本作はSMAPの他に戸田恵子が出演。SMAPがいかに脱獄を果たすのか、そして成功するのか失敗するのか。すべては9月30日(月)に明らかとなる!