「刑事のまなざし」椎名桔平も“倍返し”!?

2013/09/28 09:40 配信

ドラマ

人の心を見つめる主人公夏目のまなざしに注目! 椎名桔平主演作「刑事のまなざし」(TBS系)の出演陣

10月7日(月)からスタートする月曜ミステリーシアター「刑事のまなざし」(TBS系)の記者会見が9月27日に都内で行われた。

本作は、江戸川乱歩賞受賞作家・薬丸岳の同名連作短編小説を原作に、ある事件をきっかけに少年鑑別所の法務技官から警察官に転身した40歳過ぎの新人刑事・夏目信人が、事件に隠された真相を掘り起こしていく異色のヒューマンミステリー。主人公の夏目を演じるのは、「謎解きはディナーのあとで」('11年、フジテレビ系)の風祭警部役でコミカルな演技が記憶に新しい椎名桔平。TBS連ドラ初主演となる。

会見には椎名をはじめ、要潤、小野ゆり子、北村有起哉、松重豊が登壇した。椎名は「このドラマはヒューマンミステリーとなっていますが、ヒューマンドラマとしてもミステリードラマとしても見ごたえのある作品となっています。つまりみなさまに“倍返し”でお送りできるドラマになっています!」と「半沢直樹」の名ぜりふを織り込んでユーモラスに本作をアピールした。

また、原作を読んでから出演を決めたという椎名は結末を知った瞬間、開いた口が塞がらなかったと告白。「事件による被害者の心の傷の深さを刑事たちのまなざしが見ていく中で、とても泣いてもらえる作品になると思いました。刑事ドラマという概念を覆すようなドラマになるんじゃないかという期待を持って出演したいと思いました」と語った。

また、どれほど泣ける作品かについて北村は「顔合わせの本読みの時に共演者の一人が感動のあまり涙を流してしまった」というエピソードを披露。「しっかりと役者として手綱を握っておかないと、本(脚本)の力に持っていかれると思うほどの作品です」と明かした。

最後に、本作の見どころについて椎名は「タイトルの“まなざし”は、目のお芝居ではなくて夏目の考え方や思いだとか取る行動とかそういうものを含めての“まなざし”だと考えていますので、そこにご注目ください」と締めくくった。