「この役のおかげで後に演じた役にもすんなり入れた」優希美青が初主演作品の苦労を語る!

2013/10/02 21:36 配信

映画

映画「空飛ぶ金魚と世界のひみつ」で初主演を務めた優希美青

映画「空飛ぶ金魚と世界のひみつ」が公開中。

同作品は、国、言葉、文化など世界にあるさまざまな“違い”に戸惑いながらも乗り越えていく人々の姿を描いた感動作。「第37回ホリプロスカウトキャラバン2012」でグランプリを受賞した優希美青が初主演を務めることでも話題を集めている。

'95年、福岡で暮らすみどり(優希)は、母を亡くして以来、父の洋志(ダンカン)と平穏な毎日を過ごしていた。そんなある日、洋志が中国人のリンリン(佐藤仁美)を新しい母として家に連れてくる。みどりは、リンリンとの性格の違いや文化の違いに戸惑い、なかなか受け入れられなくて…といったストーリー。

今回、優希にインタビューを行い、初主演を務めた心境や作品の見どころなどを語ってもらった。

――初めて主演を務めると聞いた時の感想は?

初めて聞いた時は、まだデビューして間もなく演技の経験も浅かったので不安が多かったのですが、レッスンしてくださった先生や監督さんからアドバイスをいただくにつれ、だんだんプレッシャーから来る緊張がほぐれてきて、撮影にはリラックスして入ることができました。

――共演者の方々の印象は?

いままでテレビで見ていて尊敬していた方々ばかりだったので、「この方たちの足を引っ張らないようにしないと」って考えると、それもまたプレッシャーで…(笑)。でも、実際に現場に行くとダンカンさんも(佐藤)仁美さんも、本当のお父さんやお母さんみたいに優しくしてくださって、頼れるパパとママという感じでした。共演者の方々のおかげですぐに現場の雰囲気に馴染めました。

――演じる上で気をつけたことは?

みどりちゃんは、わたしとは全く違った環境で暮らしていたので、演じるのが本当に難しかったです。自分と似ていないところがたくさんあったので、まず自分と似ているところや共感できるところを探し出して役を作っていきました。今振り返ってみると、一番役作りに苦労した役だったなと思います。でも、苦労した分だけいい経験になって、この役のおかげで後に演じた役にもすんなり入れたんじゃないかなと思います。

――自分と似ているところは?

頑張り屋さんなところは似ているなと思います。あと、新しいお母さんが来てからもお父さんにだけは自分の気持ちをきちんと伝えられるというところです。わたしの場合はお母さんなのですが、自分の気持ちをきちんと伝えられるという関係性は似ているなと思いました。

――リンリンさんのような個性的な人がお母さんということについては?

リンリンさんほどではないんですが、わたしのお母さんもちょっと天然で変わったことを言うお母さんなので、「ちょっと似ているな」って(笑)。でも、あそこまで個性的だとわたしきっと仲良くできない…(苦笑)

――福岡が舞台ということで博多弁でしたが?

自分が使っていた方言とは全然違っていて、最初は戸惑いました(泣)。関西弁だったらお母さんが京都にいたことがあったので馴染みもあったんですが、博多弁は本当に難しかったです。博多弁のCDをいただいて毎日聞いていたんですが、本番では自分の方言も混ざってしまったりして、なかなかうまくいかなくて苦労しました。

――将来の夢を実現させたみどりちゃんでしたが、優希さんの将来の夢は?

わたしの出演した作品を見た方が、自然と笑顔になるような女優さんになりたいと思っています。また、歌手としても活動していきたいので、自分が出演するドラマの主題歌を歌うというのが夢です。

――目標とする女優さんはいますか?

石原さとみさんに憧れて石原さんと同じホリプロを選んだんです! 石原さんは、まさにわたしが目標とする女優さん。石原さんを見ていると、癒やされて無意識に笑顔になるんです。人を笑顔にすることができるって本当にすごいなって思います。

――石原さんに初めて会った時はどうでした?

緊張し過ぎて、何をしゃべっていいか分からなかったです。(石原さんと共演してみたいのでは?)はい!共演したいです! 憧れの人なので、もっと頑張って共演できるレベルになれるように頑張ります!!

――文化の違う人がお母さんになるという大きな環境の変化を迎えたみどりちゃんでしたが、優希さんも芸能界に入って一年、大きな環境の変化があったと思います。そんな中で、一番驚いたことは何ですか?

芸能界に入るまでは、ドラマって屋外のシーンは全部外で撮影していると思っていたんです。だから、スタジオの中(屋外のセットの中)で屋外の撮影をした時は「こういう感じなんだ!!(驚)」ってびっくりしました! それからはドラマで屋外のシーンを見ると「これ、セットかも?」って思うようになってしまいました(笑)。(セットがどうか分かるようになった?)全然分からないです…(苦笑)。自分が撮影したところを見ても「あれ、これ屋外だったっけ?」ってなってしまいます…(笑)

――芸能界に入ってちょうど一年ですが、振り返っていかがですか?

振り返るとあっという間だったなと思うのですが、いろんなことに初めて挑戦させていただいて、三年分くらいのものをやらせていただいたんじゃないかと思うくらい濃密で、「もう一年!?」という気持ちです。

――今後やってみたい役は?

昔から芸能界に入ったら警察関係の役をやってみたいと思っていたんですが、まだ早いなと。(どうして警察関係なんですか?)「名探偵コナン」が大好きで、警察になりたいなって(照)。(美少女探偵役とかではダメなんですか?)「アンフェア」のようなクールな女刑事がいいんです。コナンでいうと佐藤刑事みたいな。

――最後に見どころとメッセージをお願いします!

この映画は「思いやり」ということをテーマに作られた作品で、わたし自身も思いやりについて考えさせられました。作品に描かれているように、自分たちが思いやりを持って接していくことによって、周りの人に影響を与えていくということが広がっていったら、いつか戦争もなくなって平和な世界になるんじゃないかなって思いました。そんな希望を見い出せる映画になっていると思いますので、年齢関わらず小さいお子さんからお年寄りまで、たくさんの方に見ていただけたらと思います!

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