NHK総合で、12月18日(水)に特集ドラマ「かつお」(夜7:30-8:43)が放送されることが決まった。震災から2年半。現地を取材し続け、復興を目指す人々の歩みを数多くのドキュメンタリーで伝えてきたNHK仙台放送局が、初めてのドラマを被災者たちの思いを伝える。
主演は大友康平。主人公・山村武雄演じる大友と妻の幸江を演じる鈴木京香はともに宮城県出身。謎の美女・栞里を演じる芦名星と浜の長老・前島を演じる梅沢富美男は福島県出身と東北出身の俳優陣が多数集結する。脚本は、国際エミー賞最優秀賞受賞経験を持つさわだみきおが手掛ける。
元・漁師の山村武雄(大友)は東日本大震災で妻・幸江(鈴木)が行方不明になってから、息子の裕樹(嶺岸佑樹)と娘を残して死ねないと、沖に出ることを諦め、慣れない建設現場で働いていた。しかし、突然現れた謎の美女・栞里(芦名)の出現によって、一家は変わり始める。いつも全力疾走で前向きに生きる武雄が引っ張る家族の切なく愛に満ちた姿を描く。
岩手・石巻や宮城県内の美しい海岸を舞台に、仮説住宅や復興商店街などの人たちの協力の下、撮影が10月からスタートする。
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