NHK総合で放送中の大河ドラマ「八重の桜」が9月30日、NHK内のスタジオでクランクアップを迎え、主人公・新島八重を演じる綾瀬はるかが報道陣の前に姿を見せ、共演者のオダギリジョー、風吹ジュン、工藤阿須加、三根梓らも駆けつけた。セレモニーでは共演者、制作スタッフから綾瀬に花束が贈呈され、綾瀬と共演者らによるくす玉割などが盛大に行われた。
クランクアップを迎えた綾瀬は「1年があっという間で、終わりが近づくにつれてもっともっと撮影したいなと、いつも感じていました。みんなで力を合わせて良いものを作ろうという現場の士気が高くて、いつも監督をはじめスタッフの皆さん、共演者の皆さんの愛情の深さに、日々励まされてきました。『八重の桜』という作品を通して、ものを作るということは素晴らしいことなんだということをあらためて感じました」と涙ながらに思いを口にした。
今回のセレモニーに駆けつけた工藤は綾瀬に向けて「1年間お疲れ様でした。本当に僕だけではなくてスタッフのみなさんも綾瀬さんの明るさに支えられたと思います。僕もこれから役者として活動していく中で、綾瀬さんと一緒にお芝居できたことが誇りになると思います」と言葉をかけた。また、テーマ音楽を担当している坂本龍一からは「綾瀬さん、みなさん本当にご苦労様でした。毎回涙したり、はらはらしたりしながら大いに楽しませてもらいました。終わってしまうのは残念だけど、みなさんこれを一つのステップにしてさらに高みを目指されることでしょう。いつも応援しています」とメッセージが届けられた。
最後に綾瀬は、「山本八重さん、新島八重さんを演じさせていただいて、本当に感謝しています。この機会を作ってくださってありがとうございました。まだ放送は続きますので、少しでも視聴者の皆さんに元気を伝えられたらいいなと願っています。最高の1年をありがとうございました」と撮影終了に感無量の様子だった。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)