福士蒼汰は犬!?　松田翔太「福士はとにかく可愛いやつ」

10月14日(月)からフジ系でスタートするドラマ「海の上の診療所」の制作発表会見が10月5日に同局・湾岸スタジオで行われ、主演の松田翔太をはじめ、武井咲、藤原紀香、福士蒼汰、荒川良々、植野行雄(デニス)、寺島進の豪華キャスト6人が登壇した。

同ドラマは、瀬戸内海を巡る診療船「海診丸」を舞台にしたヒューマンラブストーリー。ひょんなことから「海診丸」に乗り込んだ若手医師・瀬崎航太(松田)は、優秀な医師でありながら、唯一の欠点は女性に惚れっぽいところ。瀬崎は島でマドンナに恋をし、マドンナの抱えている医療問題を解決するために奔走していく。

美女にめっぽう弱いというやや残念な医師を演じる松田は、「今までにやったことのない役で、とにかくダサくてかっこ悪い役です。家に帰って“俺、大丈夫かな”って思うくらい」と不安をのぞかせたものの、「かっこ悪くて、ファニーなところをさらけ出していきたい！」とにっこり。

一方、ヒロインを演じる武井は「中江監督は本当に鬼。本当に本当に寝られないんです…」と過酷な撮影の裏側を暴露。これを受けた演出家の中江功氏が「記憶にない」ととぼけると、武井は大笑いし「寝られない生活なんですけど、皆さんといると本当にあっという間に時間が過ぎるくらい現場が楽しくて、それが本編にも出て、みなさんに楽しんでもらえるような作品にしたいです」と笑顔でアピールした。

武井と同じく看護師を演じる福士は、役柄について「優しくて、いわゆる“いいやつ”。かわいらしいキャラクターなので、皆さんに愛されるキャラクターになりたい」と語ると、突然「僕のポジションは、犬です」と松田演じる航太に懐き、付いてまわる役どころを表現した。すると、松田から「本当に普段からかわいいやつなんです。ご飯食べてるときにしょうゆと明石だしを間違えて、一人で“違う…”って言ってたり。すごいかわいいです」とちょっと恥ずかしいエピソードを披露され、福士はあたふた。すかさず松田が「ま、かわいいやつなんです！」とフォローする一幕も。

最後に、松田が「毎回ゲストに来てくださるマドンナがとても素敵な方々なので、とにかくデレデレした顔で、ナチュラルに演じていきます」と意気込むと、武井は、「そんな航太先生をスリッパで叩きます」と早くもいいコンビネーションを見せていた。