お笑いコンビ・学天即が「NHK新人演芸大賞・演芸部門」で大賞を受賞!

2013/10/18 18:26 配信

バラエティー

平成25年度の「NHK新人演芸大賞・演芸部門」で大賞を受賞した学天即

春風亭小朝や爆笑問題など、数々の人気者を生み出してきた「NHK新人演芸大賞」の演芸部門の本選が10月17日にNHK大阪ホールで行われ、激戦の末、学天即が大賞を受賞した。東京と大阪で行った予選会には287組が参加し、ウーマンラッシュアワー、ビーフケーキ、THE GEESE、ジグザグジギー、学天即、スーパーマラドーナ、アルコ&ピース、ロビンソンズの8組が本戦に出場した。

若手の登竜門とされてきた「NHK新人演芸大賞」。演芸部門では、昨年までは本選に勝ち残った8組がそれぞれのネタを1回披露し、その中から大賞を決定していたが、ことしからは本選出場の8組を4組ずつA組とB組に分け、それぞれから勝ち残った2組で決勝戦を行った。司会はフットボールアワーが務めた。

'05年9月に結成した学天即は、「THE MANZAI 2011」で決勝進出を果たすもグループリーグで敗退。「第42回NHK上方漫才コンテスト」では準優勝となっていた。大賞を受賞し、トロフィーを手にした四条和也は「いろいろな賞レースに出させてもらったのですが、ずっと2位でした。トロフィーを持った感じが、たまりませんわ」と喜び、奥田修二は「トロフィーってこんなに気持ちがいいんですね。ほんまにうれしいです。ネタ合わせいっぱいやって、良かったなと思います」と感無量の様子。

決勝で戦うことになったビーフケーキについて、奥田は「ビーフケーキとは古い仲なので、お互いのネタも昔から知っていました。手応えは正直五分やなって思いました」と胸の内を明かした。また、四条は「僕はビーフケーキがウケているのを聞いたら、自分たちがやりにくくなるので、出る直前までずっと耳を塞いでいました」と振り返った。

演芸部門の本選の様子は、10月18日(金)にNHK総合で夜0時10分から放送。また、林家たい平が司会を務めた落語部門の本選には立川志の春、鈴々舎馬るこ、月亭太遊、春風亭昇吉、露の紫が出場し、その様子は10月20日(日)に放送予定だ。