10月23日、東京・六本木ヒルズにて、第26回東京国際映画祭の特別招待作品「オー!ファーザー」の上映舞台挨拶が行われた。主演の岡田将生をはじめ、忽那汐里、佐野史郎、河原雅彦、村上淳、藤井道人監督が登壇。
同作は、伊坂幸太郎の同名小説を実写化。岡田演じる主人公・由紀夫には、なぜか父親が4人おり、個性豊かな父親らに翻弄される。たまたま窃盗を目撃したことから、由紀夫が事件に巻き込まれていく青春エンタテインメント映画。
過去にも伊坂幸太郎原作の映画「重力ピエロ」('09年)など、数多くの映画に出演経験のある岡田。しかし、いまだに舞台挨拶は慣れないようで、終始、大量の汗を噴き出していた。ハンカチを取り出し、額や頬の汗を拭う姿に、客席からは「かわいい」の声が。司会者から「慣れないですか?」と聞かれると、岡田はペコペコと何度もお辞儀して返答。岡田のほほ笑ましい様子に会場中が和んだ。
そんな中、由紀夫の4人いる父親のひとりを演じている村上淳は、「多くを語ってもいいんですけど、駄目なんですよね?」と、周囲の顔色を伺う様子を見せ、「駄目そうなんでやめておきます」とコメント。また、藤井道人監督が挨拶の折、村上淳から「藤井くんいくつなの?」と突如質問が投げかけられ、「27歳です」と答えると会場がどよめく場面も。
同作は、2014年春公開予定。
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