「ごちそうさん」杏にインタビュー!「真っすぐなめ以子がすてき!」

2013/11/04 05:00 配信

ドラマ

杏がヒロイン・め以子を演じる「ごちそうさん」の舞台が大阪に

9月30日から好評放送中のNHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」は11月4日(月)放送分から、大阪編がスタートする。舞台が杏演じるめ以子の嫁ぎ先の大阪に移り、め以子は慣れない風習やしゅうとめ問題、夫婦のけんかなど、度重なる試練に見舞われていく。しかしそんな中でもめ以子は持ち前の明るさと、力強い信念で困難に立ち向かっていく。今回、杏にめ以子を演じての感想や、作品対する思いを聞いた。

杏は、め以子の印象を「こんなに真っすぐ人を好きになったり、心配したり、考えたりだとか、他の人から見たら単純に思えるかもしれませんが、猪突猛進に物事に取り組む姿が素晴らしいと思います」と話し、「(め以子は)失敗したことも違う角度からアプローチをしていけばいいと考えているところがすてきだなと思います。(自分と)近しい部分はありますが、そのまままねはできないかもしれませんね(笑)。でも、見習いたいなとは思います」と心境を明かした。

また、歴史好きでも知られる杏は「(大正時代は)物がなく、貧しい時代だったかのような印象を受けるんですが、当時の大阪は『大・大阪時代』と言われていて、私たちが想像していたよりも華やかでモダンな部分があり、例えば丸の内で毎年やっている建物へのイルミネーションも大・大阪時代には(大阪の)街中でやっていたり、意外とカラフルな世界だったと思います」と大正時代の大阪を分析し、「和も洋も混在している大正時代からどんどん厳しい昭和に入っていく二面を見ていただきたいです」とアピールした。

最後に「毎日、朝から皆さんにお顔を見ていただく存在でもあるので、朝見るドラマとしてその日の、その人の心を楽しくさせるきっかけの1つになれればと思っています」と意気込みを語り、「どの国でも連続テレビ小説は朝8時から始まっていて、日本だけではなく世界中で朝ドラを見ている人たちに与える影響力を考えると責任感が湧いてきます」と締めくくった。