三谷幸喜が「清須会議」最後のお願い！ 今年度邦画No.1になったら役所広司＆大泉洋と「Shall we ダンス？」

日本映画の象徴ともいわれる東京・有楽町で、三谷幸喜監督が役所広司、大泉洋と共に街ゆく人々に向けて11月9日(土)公開の映画「清須会議」の大ヒットの“最後のお願い”を行った。

選挙演説さながらにたすき掛けをして有楽町マリオン1階の特設ステージに登場した三谷監督は、「三谷幸喜“最後のお願い”にやって参りました！　11月9日(土)にいよいよ映画『清須会議』公開となります。絶対に損はさせません!!　ぜひ、劇場でご覧いただきたいと思います!!!」と熱く語った。

そして、本作で柴田勝家を演じる役所と羽柴秀吉を演じる大泉も応援に駆け付けた。役所は「皆さんこんにちは。役所でございます。皆さん、『清須会議』の三谷幸喜をどうぞよろしくお願いいたします」と選挙の応援演説風にあいさつ。一方、大泉は「今、世の中は暗い話題ばっかりです。しかし、この三谷くんはね、『清須会議』で日本を明るく夢のある国にしようと言っている。この『清洲会議』が、ことしの邦画興業収入No.1になれなかったあかつきには、彼は“丸ぼうず”にする！と言っている。そのくらい彼は本気です。どうぞ彼を“男”にしてやってください！」と大物政治家ばりに力強いメッセージを送りながら、さらりと衝撃(!?)の公約を発表し、会場を盛り上げた。

また、今作の見どころを聞かれた三谷監督は「とにかく衣装がとってもきれいです！　セットもとてもお金が掛かっています!!　大スクリーンで見てこそお金の掛かり具合がわかる!!!」と力説し、大泉が「いいぞー！」と合いの手を入れ、会場の笑いを誘った。

さらに、本年度No.1を目指している「清須会議」の公約について、司会者から「今作の公約は、さっき大泉さんが言った通り(本年度No.1になれなかったら三谷監督が“丸ぼうず”になる)でよかったですか？」と確認された三谷監督は、「ちょっと耳に入ってこなかった…僕は“丸ぼうず”ですか？」と大泉に再確認。大泉は「もし邦画のことしNo.1でなければ、三谷くんは丸ぼうずになるって私は言ったんだよ！」と返し、三谷監督はすかさず「却下!!」ときっぱり。

そこで、司会者から「邦画で本年度No.1が取れた時の公約というのはいかがでしょうか？」と代案を提示されると、三谷監督は「もし、この『清須会議』が本年度No.1になったあかつきには、僕はここで踊り続けます！　大泉洋と踊り続けます!!」と大きな声で宣言。すかさず大泉が「役所広司も踊ります！　『Shall we ダンス？』だ。『Shall we ダンス？』だ!!　草刈(民代)くんも呼ぼう!!!」と役所を巻き込み、不意を突かれた役所から「分かりました(笑)」と了承を得ることに成功(!?)した。

最後に、三谷監督は「映画の本当の楽しさを知るためには、映画館に行かねばならない。11月9日(土)『清須会議』公開です。映画館でお待ちしております！」と熱いメッセージで締めくくった。