榊原郁恵に始まり、深田恭子、石原さとみ、綾瀬はるからを輩出してきた芸能界の登竜門・第38回ホリプロタレントスカウトキャラバン2013の決選大会が11月4日に都内で行われ、栃木県出身で20歳の専門学校2年生・佐藤美希がグランプリに選ばれた。
この日決選大会に臨んだのは応募総数2万216人の中を勝ち抜いた、ファイナリストナンバー順に佐藤陽奈(14)、佐藤美希(20)、藤岡未紗(18)、矢部友佳子(16)、小田安珠(15)、宮上かれん(17)、木村友紀(13)、仁平史織(15)、澤田夏生(16)、田代ソフィア(14)、由布菜月(15)、増岡美玖(13)の12人。今回はキャラバン史上初のファッション誌とのコラボで、将来性のあるモデルを発掘するというテーマの下、グランプリにはSeventeenやnon-noでのモデル活動が約束されている。司会のバナナマンと'09年のグランプリ・小島瑠璃子の進行の下、出場者はそれぞれ2回ランウェイを歩いてポージングを取り、自己紹介や特技の披露などで審査員にアピール。グランプリの佐藤美希は柔道が得意ということで、“エア内股”を披露した。
そして、実行委員長・佐藤哲也氏から発表されたグランプリのファイナリストナンバーは“2”。頭が真っ白になってあまり涙が出なかったという佐藤美希の代わり(?)に、花束を贈呈するために駆け付けた前年度グランプリの優希美青が大泣きする中、佐藤美希は「本当に信じられないくらいうれしいです。一人ではここまで来られなかったので、応援してくださった人たちに感謝しています。ありがとうございました」とあいさつ。佐藤美希は20歳ということで、non-noの専属モデルになることも発表された。
フォトセッション後に報道陣の取材に答えた佐藤美希。他の11人が13~18歳の中学生・高校生という中、最年長の20歳ということで「母が新聞を見てこのオーディションを知ったのですが、20歳までの制限だったので、最後のチャンスということで応募しました」と、応募のきっかけを明かした。
また、これからモデルとして活動していくに当たり尊敬する人はという質問に、non-noモデルの佐藤ありさを挙げた。さらに、今後の目標として「non-noのモデルさんにも女優をなさっている方がいらっしゃるので、女優もできたらなぁと。でも、滑舌が悪いので…いろいろ頑張りたいと思います」と希望を明かした。
なお、この模様は12月24日(火)夜9時からケーブルテレビのJ:COMで放送される。
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