11月13日(水)に放送される堺雅人主演作「リーガルハイ」(フジテレビ系)第6話のゲストとして、鈴木保奈美が出演することが発表された。鈴木が演じるのは、婚姻関係こそ結んでいないが、3人の男性たちと内縁関係を結び、生活をしている北条愛子。愛子は、霞が関の役所に勤める優秀な女性で、3人の男性たちと、ローテーションをきっちりと守って夫婦として生活をしている。3人の男性たちも、事情をすべて理解した上で、円満な「一妻多夫制度」をとっている。
物語は、1年前に愛子と再婚した嶋悟(林泰文)を息子に持つ嶋澄江(高林由紀子)が、古美門法律事務所に、愛子の件を相談に来るところから始まる。澄江によると、他に2人も夫がいることを息子の悟は了承している上に、「一人の妻に、複数の夫。なかなかいいもんだよ」とあけすけに澄江に話す始末だと言う。古美門(堺)はまだ起きておらず、一人で澄江の相談を受けていた黛(新垣結衣)は、古美門が面白がりそうな案件で、非常に危険と判断。また、年金暮しの澄江に古美門が希望するであろう高額な弁護費用の捻出は無理と考え、澄江に羽生(岡田将生)が代表を務める「NEXUS」を紹介する。あくる日、古美門法律事務所に、問題の愛子が嶋悟、滝口哲平(矢柴俊博)、宇田川栄一(池内万作)という3人の夫を連れ立って訪ねてくる。愛子によると、「一妻多夫制度」を理解できない澄江が、羽生を弁護士に立て、法的手段に訴えてきたと言う。「家族を守るためなら、いくらでも払う」と言う愛子の訴えを聞いた古美門は、即座に弁護を引き受ける。
鈴木は今回の出演にあたり「すごくうれしかったです。でも、台本を読ませていただいたら、ちょっと苦手な役だったので、“どうしよう?”と思いました。他の作品だったら“できません”と躊躇していたかもしれませんが、『リーガルハイ』には出たかったので“頑張ろう!”と思いました(笑)。今回の収録に入る前日に、第2シリーズ第1話の放送を見たら、やっぱりすごく面白くて、『ああ、この作品に出演できるんだ』と楽しみが増しました」とコメント。
また、苦手だと言う愛子のキャラクターについて「愛子は本当にモテモテの女性です。そのモテぶりもあるからなのか、台本を一読した時は少し変わった人のようにも思えました。でも、読み込んでいくうちに“変わった人”ではなく、“ごくまともな女性”として演じたいと感じて…。とにかく、愛情をたっぷりと持っている女性です。言動が“不思議ちゃん”っぽいところもあるんですけど、頭の良いエリートで家事なども万能なんです。どなたがご覧になっても“良い女”に見えるようになると良いんですけど…。そこが難しいところですね」と役作りの上での苦労を明かした。
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