綾瀬はるかから岡田准一へバトンタッチ! 綾瀬が岡田へ大河ドラマ主演の心構えを伝授!!

2013/11/15 02:59 配信

ドラマ

岡田准一から贈答品をもらい、笑顔を見せる大河ドラマ「八重の桜」主演の綾瀬はるか

NHK総合で12月15日(日)に最終回を迎える「八重の桜」で新島八重を熱演した綾瀬はるかから、'14年1月5日(日)にスタートする「軍師官兵衛」で黒田官兵衛を演じる岡田准一に主役をバトンタッチするセレモニーが、11月14日に同局内で行われた。

毎年恒例となっている主役ゆかりの名産品の交換では、綾瀬から福島の名産で、浜通りの「大堀相馬焼」、中通りの「白河だるま」、会津地方の「コシヒカリ」の3品が、岡田からは兵庫・姫路名産の「姫路はりこ」「勘兵衛レンコン」「姫路市の地酒」の3品がそれぞれが送られた。例年にない豪華な品々を前に、岡田は「すごくうれしいです。こうしてその土地の代表として応援していただきながら作られていくのが大河ドラマだと思っています。ちょうどことし、撮影で会津の方に行きまして、「八重の桜」ゆかりの場所を見学に来ている人々を見て撮影に入りました。やはり大河ドラマはこれだけたくさんの方々から応援されてやるもんなんだなと感じることができました」と、感激の気持ちを述べた。綾瀬は岡田の贈り物に対し、「れんこんは元気になりそうなので、みんなで食べます」と遠慮した様子でコメントした。

岡田に「何を大切に現場に臨んでいましたか?」と質問された綾瀬は、「大河ドラマの現場ってみんな愛情深くて、本当に良いものを作ろうとしていて、大変だけどその場を楽しむ雰囲気があると思います。私はいつも楽しむということを一番大切にしていました」と、大河主演の先輩として岡田にアドバイス。それに対し、岡田は「1年間経験された方の言葉ですね。映画だと2~3カ月の撮影が普通ですが、ずっと集中力を保っていくのは本当に大変だと思います。1年間の中で、調子の良い日も悪い日も必ずあると思うので、そういう経験を乗り越えた人の言葉だなと思います」と感動を言葉にした。

すでにクランクアップし、放送もラスト5話を残すのみとなった「八重の桜」について、綾瀬は「八重はこれからどんどん周りの大事な人を亡くしていって、いろんなことを背負った八重がどういう風に人生を強く生きていくのかが見どころになると思います。つらいことがあったその後の八重さんの佇まいや生き方、姿勢をぜひ見ていただきたいと思います」とアピールした。

一方、撮影が始まってまだ3カ月の岡田は「人生を若いときから演じてこられたというのは、終わりに向けて楽しみでもあります。僕自身が今一番言っていることが、『軍師官兵衛、1月5日スタート!』っていう言葉ですね。どの場所でも言っているんですけど(笑)。視聴者の皆さんに官兵衛の生涯を楽しんでいただけるような、面白い人生を描けたらと思います」と、笑いを交えつつドラマをPRした。