男性向けライフスタイル誌「GQ JAPAN」が主催する「GQ Men of the Year & the Decade 2013」の授賞式が11月18日に都内で開催され、予備校講師の林修、お笑いコンビの爆笑問題が登壇した。
「GQ Men of the Year」は'94年にアメリカでスタートし、エンターテイメント、アート、ビジネス、スポーツなど各界で“ことし最も活躍した男性”に贈られる賞。現在は世界17カ国で展開され、日本は今年で8回目を迎える。'13年は、朝井リョウ、宮藤官九郎、堺雅人、林修の4名が受賞者に選ばれた。
また、「GQ JAPAN」が10周年を迎えることしは、この10年間活躍を続けている男性を称える「GQ Men of the Decade 2013」が設けられ、YELLOW MAGIC ORCHESTRA(YMO)、佐藤浩市、爆笑問題、三浦知良が受賞した。
授賞式に出席した「GQ Men of the Year」の受賞者・林と「GQ Men of the Decade 2013」の受賞者・爆笑問題に、同誌編集長の鈴木正文氏からトロフィーが贈呈された。林は「夢を見ているとしか言いようがない。一年前には考えもしなかった」と感慨深げだった。
一方、爆笑問題・太田光は登壇するなり司会の内田恭子に「稼ぎやがって」と絡み、その後もトロフィーを受け取った田中裕二が「10年がんばってきた甲斐があった。素直にうれしい」と真摯に感謝を述べた直後に佐藤浩市を佐藤B作と間違えるなどボケ倒し、爆笑問題ならではの掛け合いを続けた。
会場に来られなかった宮藤、堺、YMOからはビデオメッセージが寄せられ、YMOの3人は今後の抱負として「30年間YMOとしてがんばります」と述べた。
その後のクロストークではこれまでを振り返り、田中が「我々は10年以上続いている仕事が多いので、10年前とそんなに生活の感じが変わらない」と語ると、太田が「ほそぼそとやってきたのがこうやって公の場でお祝いされると、見てくれてた人がいたんだという気がしました。これは『ボキャブラ(天国)』('92~'99年、フジ系)で座布団取って以来の賞」とうそぶき、会場の笑いを誘った。
さらに、受賞の気持ちを漢字一文字で表す企画では、“今でしょ!”で流行語大賞候補として注目されている林が「今」を出すと、太田も「今」を挙げ、林を困惑させた。
会見後には報道陣の囲み取材に応じた3人。田中の熱愛報道に話が及び、太田がすかさず「いつなの?」とツッコミを入れると、田中は、「“今でしょ!”…とはならない」と話しながらも、意味深な笑顔を浮かべた。